概要
千歳→千歳改(Lv10)→千歳甲(Lv12)→千歳航(Lv15)→千歳航改(Lv35)→千歳航改二(Lv50)
千歳の2度目の改造であり水上機母艦としての最終段階。通常、改二とは扱われない(改二システムの実装以前から千歳甲はあった)。
改までのボウガンと肩のカタパルトに加えて、カードイラストでは見えないが、足に魚雷発射管を装備している。
図鑑データ
性能・運用
瑞雲などの水上爆撃機、甲標的、大発動艇、ドラム缶を装備できる点が特徴。甲までの初期装備で瑞雲と甲標的2個を持ってきてくれるため、序盤の装備確保にも嬉しい。
戦闘では、水上爆撃機による航空戦、甲標的による開幕雷撃、砲雷撃戦と多様な役割を担える。制空権確保と2回の先制攻撃を単独で行えることから、敵空母の出ない海域や3-2-1レベリングで活躍できる。
遠征では、同じく大発動艇を装備できるあきつ丸と比較した場合、弾薬の消費は多いがキラ付けが容易なため、大成功での資材大量獲得が見込める。水上機母艦2隻を必要とする「水上機基地建設」、「水上機前線輸送」のほか、空母を必要とする遠征でもあきつ丸との差別化が可能。
弱点としては、本職の空母や雷巡には及ばない、悪く言えば器用貧乏な性能が挙げられる。特に砲撃については、水上爆撃機と甲標的でスロットが埋まってしまう上に中口径以上の主砲を装備できず、元々の火力も低い。装甲・回避も低く、僚艦に護ってもらうか「やられる前にやる」を実践する必要がある。
総じて癖は強いが舞台を整えてやれば輝ける艦であり、提督の腕の見せ所と言える。
上記の遠征のほか、過去には水上機母艦を必要とするイベント海域が登場しており、同じ水上機母艦である秋津洲とも違う性能を持つ彼女を改造しない提督もいる。一方、Lv15という低いレベルで軽空母に改造でき、Lv50で改二になれば最強クラスの軽空母になることから改造も魅力的と、なんとも悩ましい。千歳と千代田の片方を水上機母艦のまま運用することや、2隻ずつ用意して水上機母艦と軽空母で運用することも選択肢の一つ。2015年夏イベント「反撃!第二次SN作戦」では、千歳よりも火力・索敵などが高く、改造後も水上機母艦として運用できる瑞穂が実装された。