概要
ある日、突然森近霖之助、魂魄妖忌、雲山、聖命蓮の4名によって幻想郷各地へと襲撃が開始された。
用意周到な策を前に各地の猛者は次々と撃破されて行く。
劇画風のタッチとド派手なバトルシーン、更には読めないキャラ達の心理による作風で読む人を惹きつける作品。
登場人物
ネタバレを含む場合がありますので、閲覧注意
東方四男子
今回の異変の主犯格
最終的な目的は不明だが、霖之助は幻想郷の転覆を目論むような事を仄めかしている
古道具屋を営む半妖で今回の異変の中心人物。
瞬時に霊夢や魔理沙などを無効化する道具を開発しており、また霧雨の剣の力もコントロール済み、更には新たに覚醒した能力を行使して幻想郷最強クラスの実力者らも下すという明らかに危険なレベルの力を備えている。
本来ならば八雲紫の手によって倒されて幕を引くというシナリオを描いていたが……?
自身の危険性は解っているらしく、それ故なのか幽香に「僕は幻想郷に消される」と発言している。
顎鬚を蓄えた厳格な老人然とした風貌であり、その剣の腕前は高い。物語の途中で命蓮が回収した楼観剣を折れた刀の代わりに使用するようになる。
妖夢の事を心配しているらしい。
雲居一輪のパートナーの入道。無口で大柄。
一輪とは今回別行動であり、命蓮寺では彼女が彼を探している。
「裏鬼門」という術をマミゾウから教わったらしく、鬼を相手に勝利した。
聖白蓮の弟で故人。現在は訳有って現世に戻っている。
飛倉を改造した物を使って相手を異空間に閉じ込める。また能力は姉である白蓮以上であり、彼女とその場に居合わせた神子を相手に圧倒している。
協力者達
今回の異変の協力者達
目的は不明
御阿礼の一族の少女。自らの目で大きな異変を見たいと望んだ。
それが引き金になったかどうかは不明だが、霖之助は彼女が知らない何かを別に目的としているようである。
幻想郷最速の烏天狗。この一件の深い所まで噛んでいるように見える。
風を操り、襲撃して来たお空と空戦を開始する。
白狼天狗の剣士。
自らを「将棋の歩」と称し、地上で美鈴を追い詰める。
毘沙門天の部下であるネズミの妖怪。
固いガードを用いてアリスを妨害する。
三途の川で船頭をしている死神。
事態を危険視した華扇と飄々とした態度で交戦する。
空を飛ぶ亀の妖怪。
引退した身だが、何か目的を持って霖之助達に協力する。飛べない霖之助の足の代わりでもあるようである。
蓬莱の薬を飲んだ不老不死。
霖之助の特訓相手として、彼が「新たな能力」を体得するのに一役買った。
文と同じく霖之助の真意を深いところまで把握しているように思われる。