ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

場面は『こち亀』の単行本110巻収録のエピソード『「女の敵」大追跡!!の巻』でのクライマックスシーンの時である。

駅のホームで女子高生や麗子に痴漢を働いた犯人は、電柱登りや高所からの飛び降り(高低差によりスカートの中を男に見られる)、下水道の中(ドブ等で汚い)といった女性の嫌がる要素を駆使した逃走を謀るも、それでも諦めず追跡して捕まったことから麗子の執念に根負けし、高額な不動産を引き合いにした賄賂で見逃してもらおうとする。だが、麗子はそんなことに全然動じずその取引を一蹴する。麗子をOLと勘違いしている(そもそも麗子は他の女性警察官とは異なりピンク色の制服を着用しているのでOLと間違えるのも無理はない)犯人は「君みたいなOLにとってこの取引は悪い話じゃないはずだ。」となお説得しようとするが、麗子が警察手帳を取り出したことで警察だったと知るや否や土下座して許しを乞う。

その時に、麗子が犯人に向けて言い放ったセリフこそ


「もう遅いわよ 事件をおこした後で反省すりゃ事が済むと思ったら大間違いよ!反省なら猿だってできるわよ。」


である。この言葉でバッサリ切られた犯人は「そんな~・・」と呟きながら逮捕されるのだった。(当然上記の賄賂行為も罪としてプラスされた。)


確かに、事を起こしてしまった時は反省することは大事である。だがそれは、人間でしかできない「次からは同じような事を起こさないようにし、自分を戒めるためのもの」であって、決してその場を見逃すための免罪符ではない。近年、反省の意味をはき違えている人間が上記の痴漢犯罪者のように、それこそサルが猿回しの芸で行うような形だけの反省で見逃してもらおうとすることは珍しくない。このセリフはそんなサルと同レベルの人間たちのようにはならないよう(読者たちに)警告する名台詞と言える。


関連タグ

こちら葛飾区亀有公園前派出所 秋本・カトリーヌ・麗子 名台詞

後悔先に立たず覆水盆に返らず吐いた唾は飲めぬ:まさしくこれである。

ごめんで済んだら警察はいらない:こちらは『謝るだけでは自分がしでかしたことに対する罪は帳消しにならない(許されない)』という語句で、何の因果かこちらも警察の要素を含んでいる(そもそも痴漢は警察の麗子が干渉する犯罪行為である=謝ってすむことならば、麗子も干渉しなかったため、文字通りである)。

関連記事

親記事

秋本・カトリーヌ・麗子 あきもとかとりーぬれいこ

兄弟記事

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました