概要
市政70周年記念事業の一環で1962年11月3日にプラネタリウム「天文館」が開館。1964年11月1日に物理・原理・技術を紹介する「理工館」、1989年4月29日に生命・生活・環境を紹介する「生命館」がそれぞれ開館。生命館開館と同時に既存館も大改修が行われその際に名称が『市立名古屋科学館』から現在の『名古屋市科学館』と改称され、国内屈伸の総合科学博物館となった。
「みて、ふれて、たしかめて」をテーマに実際に触れて体験できる展示物や1日数回実験ショーが行われる。
開館以来存在するプラネタリウムは世界最大級のもので、月ごとにテーマを変えて学芸員自ら制作したCGや最新映像機器を駆使した解説が行われる。
天文館・理工館は老朽化に伴い2010年に閉館、展示内容は翌2011年にオープンした新館に移転された。
一部の旧館の展示品はなつかしの展示として新館2階に紹介されている。
新館の名称はプラネタリウムがある球体部分は天文館、それ以外は理工館と旧館の名称を踏襲している。
屋外にはB6形蒸気機関車、名古屋市電1400形電車、SM50S型雪上車、H-IIBロケットなどが展示されている。
生命館開館前は3000形も展示されていたが生命館建設に伴い1986年に日進工場に移転、2000年にオープンしたレトロでんしゃ館で公開されている。
アクセス
名古屋市営地下鉄東山線・鶴舞線伏見駅5番出口から南へ徒歩約6分。
鶴舞線大須観音駅4番出口から北へ徒歩約8分。
名古屋市営バス白川公園停留所から北へ徒歩約3分。広小路伏見停留所から南へ徒歩約6分。
名鉄バス伏見町停留所から南へ徒歩約4分。白川公園前停留所から北東へ徒歩約6分。