概要
和歌山県の北西部を中心に路線バスを運行する南海電気鉄道グループの企業。
1976年、当時直営だった南海電鉄のバス事業部門のうち、和歌山県内の高野山・橋本の2営業所以外を引き継いで営業を開始。1991年に那賀営業所を和歌山バス那賀として分社化した。
高速バスは横浜・東京・幕張方面と鎌倉・戸塚方面への2路線を展開している。
路線バスでは路線図・時刻表などの印刷物で系統番号を色分けしており、JRの和歌山駅発着路線は青色、南海和歌山市駅発着路線は緑色、南海和歌山市駅・JR和歌山駅双方を経由、発着する路線はオレンジ色、その他の路線は黒色と分けている。
車両
国内4メーカーの車両を使用している。
自社発注の新車の他、関西空港交通や南海バス、(旧)大阪市交通局、尼崎市交通局などからの移籍車も存在する。
平常時の検査や簡単な修理は自社内で行うが、車検や大規模修繕は基本的に南海車両工業で行う他、自社工場が手一杯の時は熊野御坊南海バスに委託することもある。