概要
金沢の山奥に居を構える式神つかいの一族・嘉神家の末裔で、天狐「白天丸」を連れている少年。
幼い外見に小柄な体躯だが、幼少期より戦闘訓練を積んできたため、常人離れした身体能力を有する。本人もその外見は気にしているらしく、子ども扱いされるのは苦手。
性格はおとなしく礼儀正しいが、後述の白天丸憑依時にはかなりチャラくなる。女性に対する免疫もあまりなく、結構恥ずかしがり屋な所もある。3巻のおまけ漫画では友人のガールズトークや真子の独り言を聞いて彼女たちの水着姿を思い描いてしまい真っ赤になっていた。
皇開斗とは修業時代からの親友。
式神教会から依頼を受け、徒歩で上京し悪の式神つかいを捕縛、その事件で知り合った私立探偵・美好真子の家に下宿する。当人は人に仇為す悪の式神つかいを倒すために高校には進学せずに戦い続ける予定だったものの、真子と烏丸の進言により私立夕凪学園に入学した。
契約している式神
白天丸
霊獣「天狐」。喋る白狐で、外見は可愛いが実は嘉神家が古来に契約していた強力な神獣である。普段は恭介の首に襟巻のように巻き付いている。図々しい性格でパフェが好物。愛称はハク。
契約の媒体は恭介の肉体そのもので、憑依時には恭介と合体し、大人の肉体に白い髪、狐耳が突き身体能力も格段に跳ね上がる。この形態では完全に意識がハクのものになり言動がやや荒くなる。
後に人格や体躯はそのままで闘う憑力セーブ形態も使えるようになった。
コダマ
白くてスベスベしたものが好きな小さくて丸っこい式神。式神つかいの基本中の基本とされる式神であり、恭介以外にも作中に登場する式神教会の皆様はほぼ全員契約している。
契約の媒体は紙人形で、恭介は複数のコダマを融合させることで体が大きく、パワーやスピードにも優れた「コダマ三眼『士(モノノフ)』モード」に変形させることが出来る。
羅生丸
西洋の鎧のような姿をした式神。契約の媒体は小さなぬいぐるみで、どことなく犬っぽい言動。
慚鬼丸→斬鬼丸
鬼が住まう谷で生きていた小鬼。契約の媒体は人体模型で、夕凪学園の人体模型に入ったっきり出られなくなっていた。恭介と出会い、その心意気に惚れて契約し名を「斬鬼丸」に変えた。