概要
『カガミガミ』に登場する式神つかい。近畿出身で関西弁を話す眼鏡の男性。茶色いくせ毛を長く伸ばしたイケメン。
皇・狗星と並ぶ日本三大式神つかいである「烏丸一族」現当主で、式神協会の若き幹部の一人。その横の繋がりを飼われてかタスクブローカー(仲介人)を兼ねる、23歳で7月7日生まれ。ソシャゲ好き。
局長・九十真大角相手にも飄々とした人を食ったような態度を崩さない鷹揚な人物であり、明朗にして冷静沈着。ただ、式神協会内外に烏丸以上に頭のネジの外れたダメな大人が掃いて捨てるほどいるため、この図太さをもってしても御しれず苦労することもしばしば。
階級審査では本来シード枠になるはずが局長の無理強いで強制的に予選に出場させられる。1回戦で嘉神恭介を圧倒するも、彼の実力を認め棄権。試合後、直情的すぎる恭介と白天丸の戦いを諫め、彼らが一度発動した「半憑依形態」を思い出させるヒントを与えた。
式神
八咫闇陣
守護獣八咫烏の羽根を加工して作り上げた羽ペンを依代とする式神。烏丸の持つ憑力に沿って空中を動き、軌跡から無数のカラスを作り出し物量戦を仕掛ける。インクを付けずとも、憑力の続く限り軌跡からは延々とカラスが出現し続ける。
カラスは物体や結界などに衝突すると墨となって飛散するが、触れた物体を墨の中の別空間に引きずり込む能力を有しており、さながらその内部は底なし沼の如く相手を飲み込み封じる。
ちなみに烏丸本人はカラスに触れても問題ないため、椅子代わりに使ったこともある。この性質の為、烏丸は墨の沼に落下しても「自在に脱出する」ことが可能。この力を活かし、終月戦争の際には自らを取り込んだ墨の沼を内部からカラスに変えて操って飛行、相手に着弾すると同時に脱出し攻撃するという戦法を見せた。