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データ編集



概要編集


大阪府堺市堺区の安井町交点から奈良県五條市の本陣交点を結ぶ国道である。堺市から河内長野市は片側1車線の幹線道路ではあるが、河内長野市~奈良県五條市までは急カーブと急勾配が続く両側1.5車線の山道と二つの性格を合わせ持つ国道である


1970年(昭和45年)4月1日、「堺河内長野線」と「河内長野五條線」が昇格、一般国道310号として制定された。


路線概況編集


  • 堺市

起点は国道26号との交点、安井町交点からスタート。起点から暫くは大阪府道2号(大阪中央環状線)と重複しながら進む。重複区間は片側3車線の大通りであり、交通量が多い。


その後府道30号(大阪和泉泉南線)をオーバーパスした後、南海高野線三国ヶ丘駅付近で府道2号を側道でアンダーパスして別れ、JR阪和線をオーバーパスして南へと進路を変える。


以後河内長野市まで単独区間となり、片側1車線の道路となり南海高野線・西高野街道と併走しながら進んでいく。


途中、新旧道共に指定されている府道28号(大阪高石線・通称ときはま線)、大阪公立大学・中百舌鳥キャンパス(旧・大阪府立大学)を経由する、泉北高速鉄道を越えると、路線は堺市中区へ入る。


中区へ入ると、様々な飲食店や商店などが並ぶエリアを経由、都市の連絡国道から堺市の住宅街を通る幹線道路へと変貌する。


途中、阪和自動車道、府道36号(泉大津美原線、新旧道あり)を経過、府道36号旧道を通過した後、当路線は堺市東区を経過する。


東区へ経由すると、先程の賑やかさから一変、閑静な住宅地へと変わる、ここから景色は金剛山や大平和記念塔(PLの搭)が見えるようになる。ここから少し行くと大阪狭山市に入る。


  • 大阪狭山市~河内長野市

大阪狭山市を入った辺りから路線は下り坂になる。日本最古のダム式溜め池「狭山池」、泉北ニュータウン・狭山ニュータウンを連絡する府道34号(堺狭山線)・府道202号(森屋狭山線)が交差する亀の甲交点を通過する。暫く行くと河内長野市へ入る。


河内長野市へ入ると、再び南海高野線と併走。国道170号(大阪外環状線)を通過して少し行くと、国道170号旧道・国道371号が交差する七つ辻交点に到着する。南下していた当路線は交点を左折、東に進路を変えながら国道170号旧道と重複し河内長野駅へ進んでいく。ここで併走していた南海高野線と西高野街道とはここで別れる。


やがて河内長野駅前から少し進むと、南海高野線・近鉄長野線のガード下にある菊水町交点で国道170号旧道と別れ、再び単独区間となる。


国道170号旧道と別れた後、当路線は閑静な住宅街から一変、金剛山を越える山道へ変貌する。大阪府側は片側1車線・オレンジのセンターラインがあり走り易いが、日本の近代遺産に指定された千早洞を持つ、府道214号(河内長野千早赤坂城跡線)を通過した辺りから急カーブ等が連続する区間が目立つようになる。


金剛山トンネルを抜けると、奈良県五條市へ入る。


  • 奈良県五條市

県境を抜けると、道路状況は一変。両側1.5車線、急カーブ、急勾配の山道となる。この辺りはツーリング・ロードバイクなどの利用者が行き来する事があり、運転には注意が必要である。山道区間を通過すると、再び片側1車線となる。


やがて京奈和自動車道五條ICを経由し、五條市の中心街へ入って行く。JR和歌山線をアンダーパスすると、国道24号・国道168号との交点となる終点、本陣交点へ到着する。


関連項目編集


国道 酷道

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