概要
大阪府南部の市。1987年市制。もと北条氏の城下町。日本最古のため池の一つである狭山池がある。
面積11.92km²、人口58,366人(2022年《令和4年》5月末)。
市制施行にあたり埼玉県の狭山市が先にあった為、当初は河内狭山市にする予定だったが、行政がアンケートを無視して現在の市名になった。
隣接自治体では堺市中区・南区、富田林市、河内長野市となっている。そのうち堺市とは図書館サービスを共有している。
政治
1983年に制定された青少年の健全な育成を目的とした条例により、市内においてラブホ、パチンコ、ゲーセンの類の出店が厳しく制限されている(通学路や住宅地などには出店できず、事実上市街地には出店できなくなっている)。
このように青少年の健全育成に力を入れている事で知られている自治体であったが、2023年に市議会の副議長の男が、自身が主催する子供キャンプで女児に対して風呂を覗く、体を触るなどの犯行を繰り返して逮捕された。犯行の手口の中には、キャンプに参加するのをやめていた少女の家まで車で迎えに来て、「どうしても子供たちのまとめ役として参加して欲しい」と車に連れ去り、自然宿泊施設の空き部屋で体を触るという悪質なものも含まれる。この副議長の男には懲役6年の実刑判決が下った。
交通
鉄道
中心駅は大阪狭山市駅だが、利用者数などは金剛駅の方が多い。特急こうやや急行、快速急行も金剛駅に停車する。
道路
一般国道
関連項目
狭山市駅:埼玉県狭山市にある西武鉄道の駅。当市に狭山駅があった事からこの駅名になった。ただし、大阪狭山市駅より駅名になったのは先。
恵庭市:市政の中心的な人物が弱い立場の人間に悍ましい犯罪をしでかしていた繋がり。