土着神の頂点(東方ロストワード)
ゆかいなにほんのかみさま
「出番はまだ先だから、本殿で寝てたんだけど……貴方は誰?私は守矢神社の本当の祭神、洩矢諏訪子よ。ところで、神奈子ー?早苗一?あれっ、なにこの知らない神社。」
「だから言ったでしょ カエルの神様じゃないって さあ 土着神たちよ 存分に祟るがよい」
山の神々が騒ぐ世界の洩矢諏訪子。
本来の展開ならば「守矢神社幻想入り騒動」の当時、諏訪子は眠りについており直接的には関与していないはずだが……?
『原作寄りのキャラ』で初めて実装されたEXTRAボスでもある。
『紅魔塔』210階のストーリーにて立ち絵が初登場したが、メインストーリーに登場するかはまだ未定。
L1世界線の諏訪子が風神録もしくは非想天則ベースの容姿のため、スカートの長さ・帽子のつばの長さ程度でそれほど違いはない。大きな違いがあるとすれば、戦闘時のポースぐらい。勝利時のモーションでは、葉っぱの傘を持っている。また、服の鳥獣戯画を模したカエルの絵はそのまま(L1世界線の諏訪子の方はデフォルメで描かれている)。
ただ、立ち絵では目のタッチが異なるためほぼ別人に見える。
実装形態 | フェス限定 |
---|---|
式 | 破壊式 |
拡散 | 諏訪の恵水 |
集中 | 農作物のさざめき |
スペカ1 | 『諏訪大戦 〜 土着神話 vs 中央神話』 |
スペカ2 | 祟符『ミシャグジさま』 |
ラスワ | 『御赤蛇さま信仰』 |
2022年4月19日に開催された『神人遊ぶ弾幕祭りフェス』で実装された。
このゲームの王道の戦術「弱点の属性弾を撃ち続けて敵のフルブレイクを狙う」ことを最短で行える、強いて言うならまさにまさに祟り神…というより破壊神のような性能である。
スペルカード『諏訪大戦 〜 土着神話 vs 中央神話』は3ブーストで氷結結界ブレイク、祟符『ミシャグジさま』は2ブーストで毒霧結界ブレイクを狙える。通常のキャラの場合2,3ブーストを使うとなると、次の攻撃の時は絵札やスキルによる霊力回復が無ければすぐに無くなってしまう。しかし、諏訪子は2つとも「スペルカード使用後霊力回復(ブースト無し=0.50、1ブースト=1.00、2ブースト=1.30、3ブースト=1.70)」の効果を持つため、フルブーストのスペルカードを連発しやすい。
陽攻の数値は驚異の”1,850”であるにもかかわらず陽攻バフが少ないが、その代わりにCRI(クリティカル)攻撃に特化していて、ブースト使用時味方全体のCRI命中を1段階アップの効果持ち。ラストワードの効果も合わせると「CRIバフ8段階+相手全体CRIデバフ4段階」という化け物クラスの火力で一気に相手を殲滅できる。さらに金属性で統一されているため金属性弱点の相手に刺さりやすい。似た性能を持つ姫虫百々世を持っている場合は、陽攻と陰攻のどちらかが中心としているという違いがあるため相手によって使い分けたり、両方使ってしまうのが得策だろう。
風神録の諏訪子のテーマ曲は、Foxtail-Grass Studioの「日出ずる国の神語り」。原曲は「ネイティブフェイス」。
「諏訪の恵水」は1,4,7回目の通常弾幕、「農作物のさざめき」は8番目の通常弾幕が元になっている。
台詞の元ネタ
- 「さぁ、楽しい神遊び、弾幕お祭りの時間よ!」→「そう、ただの神遊び、つまりお祭り。今日は私の弾幕お祭りの番よ!」(自機:博麗霊夢)
- 「よくもまぁ、いけしゃあしゃあと!」「神奈子はもともと敵だけど、今では相棒みたいなものよ。そういう神様同士の関係も珍しくないし、まあ便利に活用しないとね。」→「誰が友達ですって?私の神社を勝手に幻想郷に送り込んでおいてよくもまぁ、いけしゃあしゃあとそんな事言えたもんだ。あんな女、敵よ敵。」(自機:博麗霊夢)
- 「あははははは!天晴れだわ!それじゃあ、また遊ぼうねー。」「一王国を築いたこの私が、負けるなんて…」→「あはははは。天晴れだわ。一王国を築いたこの私が、人間に負けるとは。」(自機:共通)
- 「あー…」「うー…!」「あーうー!」→「あーうー。まあ、私の神社だったんだけどねぇ。」(自機:博麗霊夢)
- 「知っておきなさい!」→「もー! 巫女なら知っておきなさい! 『お祭り』は別名『神遊び』と言って神様が人間と遊ぶ事なの!」(自機:博麗霊夢)
- 「何言ってるのよ?」→「何言ってるのよ。早苗とも神奈子とも遊んだんでしょ?私だけ無視して巫女が務まるとでも思ってるの?」(自機:博麗霊夢)、「何言ってるのよ。わざわざ本殿まで訪れた参拝客、只で帰す訳にもいかないでしょう?」(自機:霧雨魔理沙)
- 「これは珍しい。」→「*おおっと* これは珍しい。神奈子が本殿まで人間を通すなんて。」(自機:霧雨魔理沙)
- 「営業はまかせたよ。」「実務は任せてといて!」→「私は実務。神奈子は営業。ま、そんな所かしら?」(自機:博麗霊夢)
- 「感謝しなくもないよ?」→「でもまあ、神社は自由にさせてくれるし私への信仰も増えたしまあ、感謝はして無くもないけど。」(自機:博麗霊夢)
ボイス
- ボイス1「今日は私のお祭り程度の声」
→「そう、ただの神遊び、つまりお祭り。今日は私の弾幕お祭りの番よ!」(自機:博麗霊夢)
- ボイス2「祭りを所望する程度の声」
→「貴方は神社に踏み込んだのだから、早苗と神奈子にもしたように、私とも弾幕祭りを行う必要があるわ!」(自機:霧雨魔理沙)
- ボイス3「目覚めし友神程度の声」
→神奈子「あら、もしかしてこの先に進むつもり?駄目よ。永遠に眠り続ける私の友人が居るんだから。」(自機:共通)
気質は『五月雨(さみだれ/さつきあめ)』。五月雨は陰暦5月ごろに降りつづく長雨および梅雨のこと。非想天則の諏訪子の気質が『梅雨』だったため、それにちなんでいると思われる。
「御赤蛇さま信仰」の「御赤蛇さま」は”みしゃくじゃさま”という読み。ミシャグジ神は蛇神とされたことから「御赤蛇」とする説がある。恐らく、祟り神「赤口(ミシャグチ)さま」ベース、もしくは完全オリジナルのラストワード。
バレット名「御赤口さま」「御御射神さま」「御石神さま」「宿神さま」「おしゃもじさま」もミシャグジさまの別の名前。当て字、漢字の影響か実際に200通り以上の名前がある。