cv:金谷ヒデユキ
概要
主人公達が通う桜が丘高校の男性教師で古文担当。山中さわ子の学生時代の恩師でもあり、同校には少なくとも8年以上(あと5年で三十路というさわ子の年齢からの推測)勤めていると思われる。
在学当時からさわ子に対しては手を焼いていたようだが、彼女が教師となった今でも時に厳しく、そして温かく見守っている様子。現軽音部に対しては、「こいつ(さわ子)が顧問で大変だろうが、ちゃんと面倒見てやってくれ」と声をかけている。女性キャラクターが圧倒的な割合を占める同作品において、出番こそ少ないものの「名前が出た」「本編で複数回登場」「台詞がある」数少ない男性キャラクターであり、平沢唯達の卒業後を描く大学生編、および在校生編でも登場を果たした。
アニメ版では第2期『けいおん!!』の10話、20話、24話などに登場し、卒業式では司会を務めた。声を担当する金谷ヒデユキはかつてバラエティ番組「ボキャブラ天国」において「地獄のスナフキン」というキャッチフレーズで人気を博した芸人として知られ、現在ではアニメやゲームの声優としても活動している。
なおTVシリーズ終了後に公開された『映画けいおん!』にも出演。劇中では終盤、最後の登校日に軽音部によって行われた教室でのライブを中止させようとし、腰にすがりつくさわ子を引きずる程のパワーを見せた。かつて自身も卒業ライブを咎められた経験のあるさわ子は何とか軽音部を守ろうとしていたようだが、ライブを見た際の反応や、最後に教室の中に連れ込まれた際の表情からして、自身も始めから本気で止めるつもりはなかった可能性が高い。ちなみに原作とアニメではキャラクターデザインが異なる他、映画ではTVシリーズと比べてより「濃い」(彫りが深い)顔立ちになっているのだが、これは映画での活躍に合わせてスタッフによるリファインがなされたためであるとのこと。
余談だが実はカツラを着用しているらしく、原作、アニメ共にさわ子によって唯達に暴露されてしまっている。