概要
CV：ブリドカットセーラ恵美
ライトニングトルネードのドライバー。容姿端麗、品行方正、文武両道と三拍子揃った大和撫子である。あいが付けた異名は「由緒正しきご令嬢」。地元の名家のご令嬢で、家柄を鼻にかける事無く誰とでも気さくに接し、彼女を慕う者も多い。だが、そのほとんどはうわべだけの付き合いの取り巻きで、彼女自身誰も本当の自分の気持ちを理解してくれない事を感じ取っていた。
みさきをスカウトする際は彼女らしからぬ強引な手口だったが、それはファミレスでブルーベリーソースをこぼしたお気に入りのハンカチを取り巻きに逆らわずに置き去りにしたのを、そこでバイトしていたみさきが後日丁寧に染み抜きをして返してくれたのを見て、初めて本当の自分を見てくれた彼女と共に世界を目指したいと思ったという理由からどうしてもみさきとパートナーになりたいという焦りから出た行動で、悪気があったわけではない。
以前自分がスカウトしたパッセンジャーが走行中に大きくバランスを崩したのに気づかずアクセルを全開にしてクラッシュし、コース上に投げ出されたパッセンジャーに重傷を負わせてしまったトラウマから走行中の大事な場面でアクセルを思い切り踏み込めなくなっており、それが原因でみさきとの関係がギクシャクしており、彼女がいない洋風民宿「暁」（ゆりの実家）に宿泊している。
だが、島に来て数日後の夜にコース上でお互いの本音をぶつけ合ってからはわだかまりが溶け、みさきと親友になり、回を重ねるごとにその親密度は増していった。その後はトラウマを吹っ切り大事な場面でアクセルを思い切り踏み込めるようになり、それに伴ってタイムもどんどん速くなっていった。
上記の内容で分かるように、本来主人公がやるべき人間的な成長を最も遂げたのが彼女であり、みさきとの関係性は他の作品なら確実に主人公コンビの関係性だった。
