概要
声帯の一部が硬質化したり、硬いコブ状になってしまう症状。無理な発声などによる声帯の酷使によって起こる。
アナウンサー、歌手、声優、配信者などの「声で稼ぎ、代わりの居ない」仕事にはどうしてもついて回る職業病。
声帯結節が起こると、
- 声がかすれる
- 声を出すだけで体力を使う
- 声を出すと喉が痛む
などの症状が現れる。徐々に進行することが多く、厄介な事に初期のうちは「絞り出そうと思えばいつも通りの発声が出来る」ため、無理をして重症化させてしまう患者が後を絶たない。
治療法は基本的に「可能な限り声を出さない」「喉に無理のかからない発声法を学ぶ」事しか存在しない。鎮痛剤、ステロイド剤、手術などの手段もあるがどれもその場しのぎの対症療法に過ぎず、患者本人が声との向き合い方を変えない限りいずれ再発してしまう。
声帯結節の経験者
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