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夏の魔術

なつのまじゅつ

『夏の魔術』は、(1)田中芳樹を著者とする小説の題名(2)これを原作とするドラマCDと漫画(3)これを第一作とする小説シリーズの名称。メイン画像はヒロインである立花来夢。
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ストーリー

夏休み。一人旅に出かけた大学生の能戸耕平は、家出少女を自称する立花来夢ら見知らぬ男女八人と汽車に乗り合わせた。夜の闇を走り抜けた汽車は、奇怪な洋館へと乗客を導いた。人身獣頭の天使の彫像が鎮座し、奇妙な存在が内外を闊歩する洋館「黄昏荘園」と謎の美少女・来夢の因縁とは?

作品解説

著者:田中芳樹 挿絵:ふくやまけいこ

気むずかしい大学生「耕平」と、活発さに陰を秘めた少女「来夢」の出会いと奇妙な体験を描いた小説。

1988年5月、TOKUMA NOVEL(徳間書店)より書き下し長編として出版。それから、第二作『窓辺には夜の歌』(1990年)、第三作『白い迷宮』(1994年)が「夏の魔術」シリーズとして刊行された。
2000年から2001年にかけて、講談社NOVELSから「長編ゴシック・ホラー」シリーズとして第三作までの改訂版を刊行。そして、第四作『春の魔術』(2002年)が出版され、ここに完結した。
文庫版も講談社文庫にて発売され、2006年に完結した。

前述の通り、著者や出版社からは「ホラー小説」として扱われているが、青年と少女が奇妙な体験を乗り越えて確かな絆を築いていく「ファンタスティック小説」の要素もある。

第一作をもとにしたドラマCDが1998年に発売。
漫画版(作:ふくやまけいこ)も第一作をもとにしたストーリーで月刊少年シリウスに連載され、上・下巻(シリウスコミックス)が2007年に発売。

登場人物

能戸耕平(のと こうへい)
本シリーズの主人公。19~20歳。聖ルカス大学一年生(一浪して入学)。
立花来夢(たちばな らいむ)
本シリーズのヒロイン。12歳。八月生まれの小学六年生。
第二作と第四作に成人した姿の幻影が登場。

北本行雄(きたもと ゆきお)
全作に登場する老紳士。日本怪奇幻想文学館の理事長兼館長。
小田切亜弓(おだぎり あゆみ)
第二作、第四作に登場する美女タレント。
ニーナ
第三作、第四作に登場する老魔女。

立花和彦(たちばな かずひこ)
第一作と第四作に登場する来夢の「父親」。宗教学者。来夢が四歳の頃に失踪したが……。
近石剛弘(ちかいし たけひろ)
第二作に登場する亜弓の父親。大銀行の総裁。
松倉倭文子(まつくら しずこ)
第三作に登場する老魔女。華道の大流派「青雅流」の頂点に立ち、「宗家」と呼ばれる。

関連作品

アップフェルラント物語』 ― 本作と同じ著者、同じ挿絵画家による小説。

薬師寺涼子の怪奇事件簿』 ― 本作と同じ著者による、怪奇事件に立ち向かう男女を主人公に描いた小説シリーズ。

『狂気山脈』 ― ラヴクラフトの著作の一つで、第三作にて引用された。他にも、第二作では邪神クトゥルーの存在について言及された。

仮面ライダーアギト』 ― 人身獣頭の天使が跋扈する世界観を描いた特撮ヒーロー作品。

斬魔大聖デモンベイン』 ― 怪異に立ち向かう青年少女が、確かな絆を築いていく物語を描いた成年向けPCゲーム。全年齢版の『機神咆哮~』も出ている。

関連イラスト

無題
練習


来夢と耕平にーちゃん
夏の魔術の立花ライム


【北国紀行3】会津へ行く鉄道

ヨコハマ買い出し紀行とのコラボ

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田中芳樹 月刊少年シリウス
講談社 徳間書店

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