概要
夏色花梨は合同会社「TOKYO6 ENTERTAINMENT」が展開しているプロジェクトのキャラクター。
花隈千冬と共に歌唱ソフト「SynthesizerV AI」及びトークソフト「CeVIO AIトークボイス」化を目指して企画され、2022年4月13日に発売された。
ボイスは高木美佑。
元々六花のトークボイスデモから存在は匂わされていたが、「小春六花×小樽コラボ」イベントにおける「小樽潮風高校」企画発表の際にキャラクターデモの動画が花隈千冬とともに初公開された。
クラウドファンディング
「六花と掛け合いさせやすい同じ世界観のキャラクターが増えることは創作活動においてプラスになるはず」という考えの元、2021年10月8日よりクラウドファンディングが開催される(リンク参照)。
クラウドファンディング発表前に開発をスタートさせ、CeVIO AI・SynthesizerV・ぴた声の開発途中の音声をクラウドファンディング発表と同時に公開した。
企画自体もAll-in方式であり、入金者には目標金額に到達しなくとも確実にリターンが返ってくる形を取っている。
期間は28日までの20日間と小春六花の一ヶ月間と比べると短い。その反面、六花の時よりも各リターンコースの価格が低めに設定されているのが特徴。合わせてクラウドファンディングサービスの変更から手数料も抑えめとなり、支援者の負担軽減とハードルを下げることを意図している。
さらに「期間が長くても多くの支援を集められるわけではない」という判断に加えて、支援者の負担等も考えて、この短期間の呼びかけとなった。
なお最低目標の第一ゴールである680万円については8日当日の21時からスタートして、日を跨がないうちに目標を達成することに成功している。
その翌日には第2ゴール(ぴた声800種類作成)となる850万円に到達。そして最終の第3ゴールとなる1000万円(配布用3Dモデル作成)には、開始から72時間を待たず達成となった。
ゴール達成後は各ソフトのデモ映像作成・営業準備等の資金として最終日まで支援者を募り続け、結果最後の数時間に支援金1500万円へ到達した。
なお「ぴた声」は本来市販品であるが、花梨については六花のexVOICEと同様に各ソフトに同じシチュエーションボイスが付属される予定で、CF参加者には限定のボイスも収録される。
基本設定・人物
小春六花より年上の高校3年生。誕生日は9月9日。身長は164cm。髪型は紫がかった赤髪ロングをリボンで結んだツインテール。
足には白いラインが2本入った黒いニーハイソックスを履いている。
公式巨乳であり、TOKYO6の3人の中では最も大きな胸の持ち主。
六花のトークボイスデモでは花梨先輩と呼ばれている。
六花・千冬同様、熊のキャラクターぬいぐるみを持っており、名前はエカテリーナ。
以上が公式から提示されている設定、もっと言えば放送等で設定と明示されるのは一行目の学年、誕生日、身長のみである。
エカテリーナはぴた声の台詞によると、ラキストンとは違い女性的な性格で、花梨をベタ褒めするなど甘い。そして口調はマスコットらしく愛らしいがやや腹黒く、ダークな悪態をつく。
先の通り六花と同様基本設定はある程度存在しているが、キャラ付けについては使用する創作者の自由とされている。
一応キャラクターの声・立ち位置のコンセプトとしては「ずっと先輩に甘えていた女の子が最高学年となり、六花という後輩を得て逆に先輩という立場になった」ものをイメージしているという。
小春六花×小樽コラボでの設定
前述の通り「小春六花×小樽コラボ」で千冬とともに発表され、他の2人同様小樽コラボおける詳細な設定が公表された。
ただしこれは公式二次創作である当企画専用の設定であり、夏色花梨の公式設定ではないことを留意して頂きたい。
一方でイラストレーターの手島nariがこのコラボの設定を活かしたイラストを投稿している事実もあるため、この設定を取り込むのも無視するのもユーザー次第となっている。
ベース担当。小樽潮風高校 軽音部部長。
花梨が1年生の時、他の軽音部の在籍者である4名の3年生と高校生のバンドコンテストの全国大会に出場し、優勝。その副賞として石狩湾新港で行われた巨大音楽フェスへの出場を果たす。
2年生の時は、自分以外の唯一の部員である六花と2人で音楽活動を行う。
何事もそつなくこなす天才肌だが、少ない部員がどうすれば楽しく部活動を過ごせるのかが悩み。
1年生の時はギター&ボーカルを務め、六花が入ってからはベースに転向。
自身の2個上の軽音部の卒業生達と組んでいるバンドでは変わらずギター&ボーカルを務めている。
最近は六花に強引に誘われて放送部も兼部。
祝津にある日本家屋の歴史あるお屋敷が実家。
好き:ドゥーブルフロマージュ、弓道、可愛いもの
苦手:抹茶
小樽・祝津に実在する大正時代に建てられたにしん御殿の一つ、小樽貴賓館・青山別邸が実家の設定となっており、飲食のコラボなども小樽まちめぐりスタンプラリー期間中に行っている。
関連動画
CeVIO AI トークデモ
- 試作版
SynthesizerV サンプル音声
- 試作版
ぴた声
関連タグ
関連イラスト
外部リンク
TOKYO6 ENTERTAINMENT・小春六花公式サイト