概要
稀神サグメのスペルカード。右にサグメが移動する時は全方位のレーザーが右回りに一気に発射され、逆に左に移動する時は左回りに発射される。羽ばたきをイメージしているのか。
- 「片翼の白鷺」(スペルカード)
片翼(かたよく)
翼が片方にしか生えてないこと。
白鷺(しらさぎ)
サグメは白い白鷺の様な翼を持つ。「白鷺は塵土の穢れを禁ぜず」ということわざか。潔白のものはどのような状況に置かれたとしても本質を失うことはないという意味。日本神話において、天探女の進言により結果的に命を落とした天稚彦の葬式を準備したのはさまざまな種類の鳥たち。鷺(さぎ)はそのとき掃除役を務めていた。
(稀神サグメについて)
「僕のイメージでは「サギ」なんだよね。鳥の「鷺」でもあり、人を騙す「詐欺」でもある。」(東方外來韋編 壱 ZUN氏インタビューより)
片翼は、翼が片方にしか生えてないこと。
- 片翼の白鷺
サグメは天津神と国津神=土着神、両方の属性がある。翼のある側が天津神、無い側が国津神=土着神を象徴しているか。サグメの性質は神とも鬼とも精霊とも判別が付かない存在。(外來韋編壱)
ゲーム『ファイナルファンタジー7』のラスボス、セーファ・セフィロス戦のBGM「片翼の天使」。
セフィロスはその体に人間と、外天体の侵略生命体の細胞を合わせ持つ人間。その特異な由来から、心を狂気に侵されており、強大な隕石魔法によって世界を滅ぼそうとした。セフィロスが変貌したセーファ・セフィロスは、右手が黒い翼、脚が6本の白い翼の異形として描かれる。ファイナルファンタジー7に登場した人間状態のセフィロスに翼はなかったが、後に派生作品等で登場した際には、右肩に黒い片翼を生やした姿を見ることができる。