概要
大フロッゲンIIIとは、2023年にスクウェア・エニックスより発売されたロールプレイングゲーム「Octopath Traveler II」に登場する、特定の敵キャラクター群を指す呼称である。
フロッゲン系は非常にポピュラーな敵であり、ソリスティア大陸の各地で遭遇するが、本記事では特に最上位種となる「大フロッゲンIII」について解説する。
能力
大フロッゲンIIIは一般的な雑魚敵キャラクターであり、オーシュットで容易に「捕獲」できる。
ところが、「けしかける」によって発動する大フロッゲンIIIの技は他の魔物と比較してもきわめて重宝するため、他のボス格魔物を差し置いて捕獲枠がカエル一色になることは珍しくない風景である。
以下に地域ごとの大フロッゲンの技を一覧にした:
・異邦の大フロッゲンIII
技:連続鎧砕き
効果:ランダムな敵に二連続の斧攻撃、ブーストにより40~100%の確率依存で対象の物防ダウン
・古の大フロッゲンIII
技:連続加護砕き
効果:ランダムな敵に二連続の斧攻撃、ブーストにより40~100%の確率依存で対象の属防ダウン
・島国の大フロッゲンIII
技:レインボーショット
効果:ランダムな敵に七連続の弓攻撃
・島国の大フロッゲンII(IIIではないが有能なので掲載する)
技:たたかう(斧)x2
効果:敵全体に二連続の斧攻撃
オーシュットは「みんなでけしかける」により、三体から最大六体の捕獲枠魔物を(重複込みで)一斉に呼び出せる。
二連続攻撃では二回判定があるため、確率とはいえどほぼ失敗なく物防/属防ダウンの状態異常を敵に付与することができ、大フロッゲンIIIはほとんどのボスに対して最も優秀なデバフ役になる。
さらに、プレーヤーが苦労する終盤の強力な敵たちは大概にして斧が弱点であり、「みんなでけしかける」が大フロッゲンIIIまたIIを連続で呼び出すことにより、一ターンに6~12シールド削ることが可能。
即座にブレイクに移行しやすく、物防/属防ダウンの付与とも非常にシナジーが高い。
余談
これらの理由から、大フロッゲンIIIはOctopath Traveler IIにおける一種のインフラ的カエルでもあるのだが、一方で物理担当相棒のアカラは出番を失いがちである。
むしろ大フロッゲンIIIに「きずなのほしにく」をやって捕獲枠に永久登録したい気分でもあるが、そうなるとオーシュットの匂いだけが気がかりになる。