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概要編集

身長50m、体重20000t。

怪獣大戦争」に登場するゴジラ、およびゴジラの着ぐるみ。

同作を製作するにあたり、新調された。


着ぐるみの造形編集

ゴジラ1965

モスゴジの型から作られており、モスゴジと比較して、プロポーションは人間に近くなっている。

このため、よりスムーズに動けるようになり、怪獣との格闘がより行いやすくなった。

また、頭部もモスゴジよりも大きめになっている。

大戦争ゴジラ

モスゴジ、および決戦ゴジとの相違点は、「顔つき」および「下半身にかけての、皮膚の流れ」。そのため、型は同じであっても、与える印象はやや異なる。

その顔つきに関しても、決戦ゴジよりもやや温和な顔になっている。

「人類の味方・ヒーローとして、立ち位置を変化」させた時期の、「代表的な姿」ともいえるゴジラである。


このゴジラは、「怪獣大戦争」から「南海の大決闘」まで用いられている。

古くなった際には、水中撮影用の着ぐるみ「海ゴジラ」に流用され、「ゴジラの息子」から「ゴジラ対ヘドラ」まで、水中撮影に用いられた。


なお、ウルトラマンの、えりまき怪獣ジラースに改造されたのも、この大戦争ゴジラの着ぐるみである(正確には、モスゴジの身体に大戦争ゴジラの頭部を合わせたものである)。のちにジラースの撮影を終えた後、ゴジラに戻された。


シェーのポーズ編集

ちなみに、このゴジラ。

「怪獣大戦争」劇中では、「おそ松くん」のキャラ、「イヤミ」の、シェーのポーズを取っている事で有名である。

ゴジラ

X星に運ばれたゴジラは、ラドンと協力する事でモンスター0ことキングギドラと戦った。そしてギドラを退散させた際、ゴジラはシェーのポーズを取っている。

これは、当時に「おそ松くん」およびイヤミのシェーが人気で、流行していた事から、児童層へのウケ狙いで行っている。(しかし、誰一人としてスタッフが正確なポーズを覚えていなかったため、映像でゴジラは手足を交互に上げる事を繰り返している)

映画の宣伝材料には、ゴジラに加えて宝田明、ニック・アダムス、水野久美、沢井桂子らがそろって「シェー」をしている写真も使われた。


このインパクトは強く、後年に大戦争ゴジラがガレージキットなどで立体化された際には、このシェーのポーズを取っているものも多く、TCGのバトルスピリッツでこのゴジラ(名義は『ゴジラ[1965]』)が登場した際もシェーのイラストが採用され、フレーバーテキストでも「ユーモラスなゴジラ」と紹介されている。



ちなみに、当時海外では「シェー」など知られてるわけもなく、「Victory dance」と解釈されたそうな。

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