ゲーム概要
株式会社コンパイルから発売されたWindows用シューティングゲーム。
1997年6月6日発売の、同社が刊行していたディスクマガジン『Disc Station』15号に収録された。
「THE GREAT PACI-FISH WAR」というサブタイトルがついている。
ゲームシステム
マウスでカーソル「ショットポインタ」を操作してクリックでショットを撃ち、疑似3D画面に出現する敵を撃って倒す。
通常のショットの他に、「ホーミングミサイル」「ガトリングガン」「レーザー」といったサブウェポンが存在し、これらは通常のショットよりも強力だが弾数に制限があり、ゲーム中に時々登場する金色に輝くキャラクター「ハリセンボン」を撃つことで補給ができる。
敵を倒し続けることで溜まる「バーサクゲージ」が緑色になったらクレイジーバズ(自機)をクリックすると、ゲージを全て消費するまで自動的に敵を撃つ「バーサクモード」になる。
ステージは全5面。ある程度ステージが進むとステージボスが出現し、ボスを倒せばステージクリアとなる。
ストーリー
このゲームの舞台となる世界では人間と、そして生きている機械「ライブマシン」が存在する。
ライブマシンの拠点「マッスルアイランド」では支配者の「ガッデム将軍」が今日もライブマシンの生産をしている。その目的は全ての人間の抹殺。そして毎日のように繰り返される人間とライブマシンの戦闘。
どちらかが倒れるまで続くこの戦いに終止符が打たれる日は来るのか?
生み出されたライブマシンたちは強大な力を持つガッデム将軍の命令通りに戦場に出て行くが、そんな毎日に疑問を抱くものがいた。生きている大砲「クレイジーバズ」と、その相棒、船の「バンデラス」。このゲームの主人公たちである。ある日、人間を攻撃することに嫌気がさした彼らは人間の味方になるためマッスルアイランドを逃げ出す決意をする。
だが、ガッデム将軍率いるライブマシンの精鋭たちがそれを阻止しようと総攻撃を仕掛けて来た!
(「コンパイルステーション」内「コンパイルゲームカタログ」より引用)
登場キャラクター
味方キャラクター
- クレイジーバズ
大砲タイプのライブマシン。かなりムチャな性格だが、自分の納得のいかないことは絶対にしない強い正義感を持ち、己の戦闘力と破壊力に絶対の自信を持っている。
- バンデラス
クルーザータイプのライブマシン。相棒のクレイジーバズから絶対の信頼を寄せられている。高い知能を持っており、戦闘時には計算ずくで行動する。常にクールですぐに暴走する相棒の押さえ役も担っている。
敵キャラクター
- ガッデム将軍
指揮官タイプのライブマシン。世界を征服するのが目的だがその正体は謎に包まれている。また、とてつもない戦闘力を持っているので非常に恐れられている。ただ、かなりの気分屋でもある。
- マイガー
クレイジーバズのライバルでもある大砲タイプのライブマシン。マッスルアイランド1の戦闘力と残虐性を持っていて、ガッデム将軍の信頼も厚い。
- ファッキン
ロボットタイプのライブマシン。ライブマシンの中では珍しく紳士的だが、残虐性は他と変わらない。プライドが高く馬鹿にされるとすぐに激怒する。エイ、カニ、クラゲ、二体のトビウオが合体して巨大ロボットになる。
- サノバビッチ
鮫タイプのライブマシン。両手にグローブをはめ、ボクシングスタイルでの攻撃を得意とする。ナメられるのが嫌いで、いつも馬鹿にされている主人公コンビを恨んでいる。
(紹介文は「コンパイルステーション」内「コンパイルゲームカタログ」より引用)