大門小百合
だいもんさゆり
- 実在のジャーナスト。
- 『デジモンセイバーズ』の登場人物。本項目にて詳述。
CV:國府田マリ子
大門英の妻。大門大と大門知香の母親。男子中学生と女子小学生の二児を持つ母親とは思えないほど若々しい。髪型は片方がカールしている。
息子が絶賛するほど料理が得意で、夫の英が失踪後は１人で大と知香を育て上げてきた。また、アグモンには何故か呼び捨てにされているが、怒るのは小百合自身ではなく息子の大の方である。アグモン曰く「知香は知香、小百合は小百合、兄貴は兄貴じゃないか」とのこと。
天然ボケな性格の為か、多少大きなトラブルが起きてもまるで動じないが、芯はかなり強い。
アグモンを見ても動じず普通に生活させていたが、後に夫がデジモンに関わっている事を既に知っていたからであり、デジモンと大が関わることで「夫のように息子もデジモンに関わって遠くへ行ってしまうのではないか」と、寂しさや不安を口にした事もある。
とは言え、夫が帰ってくるまで強く生きていこうとする気丈さを持っており、トーマ・H・ノルシュタインやイクト（野口郁人）も彼女の温和な性格に心を許している。
最終回で夫が消えてしまったと聞いた時は「覚悟はしていた」と半ば諦めていたが、イグドラシルの計らいで奇跡的な再会を果たした際は「もう、どこにも行かないでくださいね」と感極まって涙を流していた。
得意料理は玉子焼きで、アグモンの好物でもある。
なお、このキャスティングと名前の由来は、監督が以前関わったKanon（東映版）の登場人物と声優からではないかと脚本は考察しているが、定かではない。
とはいえ名前は倉田佐祐理、性格は水瀬秋子、声優は水瀬名雪と、それぞれ関連するキャラは小百合の性格に影響を与えたと言われてもそう不思議ではないキャラクター性を持っていると言えるだろう(因みに、本作アニメの３クール目スタートの時期に京アニ版が放送され本作アニメの最終回と同時期まで２クール放送されていた)。
