「堕天使ミルノ……。そう、私は堕ちた天使なのです。」
概要
緊急ミッション【堕天使の誕生】にて初登場したエンジェルである。堕天により黒い双角と翼を生やし、黒を基調とした赤い装飾のミニドレスを纏っている。
絵師はみけおう氏。
戦闘能力
敵として登場した時はありえない距離から矢の雨を降らし戦線を壊滅させ、ちょっとしたトラウマとなっている。しかし、手強い敵は味方につけると頼もしい。彼女はそのパターンと言える。
天使ユニットの例に漏れず、スキル発動中以外は攻撃どころかブロックすらせず寝ている。スキルレベルも最大10と高く、これを上げ切る事がまず戦力として組み込む為の試練と言える。そうでなければ、戦う時間よりも縛られて動けない時間の方が長くなる。
ただし、これまた天使のお約束だが基本ステータスはプラチナでも最高峰の高さ。
一応寝ている間も敵遠距離ユニットの攻撃は引き受けられるので、とりあえずの避雷針としても優秀。イベントで入手さえ叶えば、堕天使ソフィーなどの入手困難なユニットに代わり差込みの避雷針として機能。
そして最大の特徴がスキル「堕天使の弓撃」。他の天使は「神魔封印解除」で統一されている一方、彼女だけが特別なスキルとなっている。
「神魔封印解除」が「最大ブロック数が3になり、同時に2体攻撃」であるのに対して「ブロック数1で、射程400の遠距離攻撃」と言う異色な内容。制限時間付きとは言え近接型で遠距離攻撃をするユニット自体は珍しくないのだが、その中でも屈指の射程を誇っておりそミルノの有無で戦略の幅は大きく広がる。
ブロックしていない間アーチャーより速い回転数で矢を射ち出す様は、エンジェル特有の高い攻撃力と相まって恐るべき殲滅力を誇る。しかし、アーチャーと違い飛行敵ユニットを優先して狙わない為、他の遠距離ユニットのフォローが無いと思わぬ討ち漏らしを招く危険性も。
またブロックが1である事は被ダメージのリスク減少に繋がる為、存外しぶとく戦場に残ってくれる期待が持てる。
ネックであるのは、やはりスキルの上げにくさ。他の天使とのスキル互換が出来ないのは痛い。「堕天使の弓撃」は実質ミルノ専用と化しており、技強化の聖霊以外で上げる手段は現状存在しない。
覚醒すると、黒から青い光を帯びた白い衣装に変わる。天輪を取り戻し角も消え翼の色も元の白に。しかし、その表情だけは王子との絆により温かなものになっている。
覚醒スキルは「天使長の号令」。
出撃中の天使に「状態異常無効」と「攻撃力+5%」を付加するもの。複数の天使を戦術に組み込む王子は珍しいだろうが、彼女単体にも大変重宝する。天使の天敵である麻痺持ちを完全に無力化出来るし、元の攻撃力が高いエンジェルにとっては5%の上昇率も存外バカにできない。
スキル覚醒スキルは「神罰の天弓」。
その効果は発動中の30秒間攻撃が1.4倍に。更に殲滅力を増すが時間は伸びる。そこにさえ目をつむればメリットしか無い。
また第二覚醒「セラフィム」では、配置時にユニットのHPを全回復させると言う破格のスキルが追加される。
好感度を上げたときのセリフ
0% | 堕天使ミルノ……。そう、私は堕ちた天使なのです。 |
---|---|
15% | 天使長であった私の力、人間の未来の為に使いましょう。 |
30% | 神に背いても守りたい未来があるから……。 |
50% | この身は黒く染まりはしましたが、心には、暖かな陽だまりが……。 |
60% | 誰かを愛しいと思う心……。私にもいつか理解できますか? |
80% | どうして? 王子の傍にいると、胸が、苦しくなるのです……。 |
100% | この愛しさを、貴方に伝えたい。貴方を護ることで、いつか……。 |