概要
音楽ゲーム『プロジェクトセカイ』に登場するキャラクター、宵崎奏と朝比奈まふゆのGLカップリング。どちらもゲーム内ユニット『25時、ナイトコードで。』のメンバーである。
ニーゴにて、主に奏は作曲を、まふゆは作詞を担当している。
出会いは舞台となる時間軸から一年以上前のインターネット上で、その頃からSNSで音楽活動をしていたまふゆに奏がDMを送ったことがきっかけとなり、その後他のメンバーが加入し、25時、ナイトコードで。が結成された。まふゆの奏に対する第一印象は『スパム』である(まふゆの曲を聴いた奏が連絡を取るためにSNSアカウントを新設したため)。
他のメンバーと同じように奏に対しても優しく接するまふゆ。杜撰な食事や生活習慣を心配する様子を見せる中、まふゆは「K(奏のハンドルネーム)の曲に、救われたような気がした」と漏らす。
この二人の関係性はほとんどがニーゴのメインストーリー、及び各キャラクターのネタバレとなるため、詳しくはページ下部に記載する。
関連イラスト
別名・表記ゆれ
表記ゆれ
逆カプ
※いずれかのタグのみで投稿されている作品も多いため、注意が必要である。
現在はイラストは『奏まふ』、小説は『かなまふ』タグがつけられていることが多い。
関連タグ
以下ネタバレ注意
自分のことがわからなくなり、奏の曲でも「足りなかった」と告げたまふゆ。それは奏にとって、曲を作る意義さえも見失わせてしまうような言葉となった。
しかし『誰もいないセカイ』のミクから、まふゆを見つけられるとしたらそれは奏の曲しかない、と諭され、奏はまふゆを救うことを決意する。
まふゆが叩きつける「消えたい」という想いを自らも持ちながら「救いたい」という意思を捨てない奏は、互いに苦しみながらでも、作った曲でまふゆが救われなかったとしても、まふゆが自分を見つけられるまで曲を作り続ける、と宣言する。まふゆの存在によってさらに奏ががんじがらめになるのを見て、まふゆももう少し自分を探してみると決めたのだった。
同じ音楽サークルのメンバーである二人だが、上記の一件により奏は「まふゆを救う」まふゆは「奏に自分を救ってもらうまで縛り付けておく」というある種の『呪い』を相互にかけ合っている状態となった。現在でもまふゆが明確に「救われた」とされる描写はなされておらず、この関係性は続いていくものだと思われる。
一件以降、まふゆはニーゴでは素の姿を見せるようになったがそれでも奏の体調を心配したり、奏はそれまで以上にまふゆのことをよく知ろうと多くの質問をするようになったりと、だんだん二人の歪な仲は縮まっている。