概要
2003年から2014年までの間に、TBS系列局で合計7作放送された2時間ドラマシリーズ。主演は余貴美子。
東京無線加盟の国産自動車交通が撮影に協力しており、同社が実名で登場する。
大手建設会社に勤めていた夫が贈収賄事件に関与していたのではないかと疑われた後に謎の死を遂げ、タクシードライバーとして働きながら、その死の真相を夫の後輩だった新聞記者と共に追い求める中で事件に関わるというもの。
似たようなタイトルだが、タクシードライバーの推理日誌とは何ら関わりはない。
登場人物
- 春成衿子
演:余貴美子
国産自動車交通のドライバー。担当車は774号車。
大手建設会社結城興建で営業部長を務めていた夫が贈収賄事件への関与を疑われた後に謎の死を遂げ、タクシードライバーをしながら夫の後輩だった新聞記者と共に死の真相を追い求める。愛車は赤のミニクーパー。
- 大城重雄
演:北村総一朗
営業課長。娘と孫がいる。
- 近藤太一
演:佐藤二朗
衿子の同僚ドライバーの1人。乗り逃げに遭う、車内でゲロを吐かれる、駐車中の車に追突させるなど不遇枠。
- 長島満夫
演:斉藤洋介
衿子の同僚ドライバーの1人。勤務中にパチンコ屋に入るなどお世辞にも真面目とは言えない勤務態度だが、第6作で孫が生まれてからは真面目に勤務している様子。
- 宮本幸治
演:村田雄浩
衿子の友人で衿子の夫の後輩の新聞記者。第1作目で上司を殴ったことで社会部から生活部へ飛ばされる。
- 春成正浩(晴彦)
演:田中健
衿子の今は亡き夫。何故か第1・6作目では正浩、第2~5作目では晴彦と名前が違う。
大手建設会社結城興建で営業部長を務めていたが、河川敷工事を巡る贈収賄事件への関与を疑われて取り調べを受けるが、その後に赤城山で変死体となって発見される。
警察は捜査の結果自殺と判断したが、第6作目で明らかとなった真実は、他所で殺された後に赤城山へと運ばれ、自殺したように見せかけられていたというものだった。