CV:M・A・O
概要
はたらく細胞に登場する白血球の一種で、好中球とは同じ骨髄で育っている。
金髪ツインテールの女性で、ピンク色のツナギを着ている。武器は二股の槍。
細菌に対しての戦闘能力(貪食作用)は弱いが、本来の仕事は寄生虫の駆除。
その強さは好中球1146も知っており、食中毒の原因となるアニサキスの侵入にはほかの細胞たちが避難を勧めるなか単身立ち向かい、見事に退治している。
あと、好塩基球の分かり辛い言い回しがわかるという、変わった特技がある。
クールであまり表情を動かさないが喘息について取り上げた特別編ではマスト細胞にロイコトリエンをぶつけられてブチ切れ、そこに仲間の好酸球が集まったところへTh2細胞に自分のプライベート写真(サイトカイン)を勝手にバラ撒かれてキレまくったことでアレルギー反応を起こすという展開になっている。
とは言え、苦手な細菌相手でも血球や細胞を守ろうと立ち向かうなど正義感は強い。細菌に対して弱いことは自身でもコンプレックスとなっているが、ほかの細胞たちに否定されても淡々と受け入れている。逆に褒められることには慣れていないのか褒められると照れてしまい、さらに褒められ続けると思いっきり顔が緩む。
……余談ではあるがその緩んだ表情は、きっちり緑の悪魔に抑えられているようである。
また、ほかの細胞や血球、細菌たちが擬人化するなか、彼女と対峙するアニサキスだけは唯一怪物化(写実的な姿を)している。