概要
初出は『真・女神転生デビルサマナー』。
種族は人に害を及ぼす草木の魔物が所属する「妖樹」。
モチーフはイスラム教において地獄ジャハンナムの底に生えている、罪人が食べさせられる悪魔の頭のような果実が生る樹木ザックーム。
デザイン担当の金子一馬氏は、いかにも食べたくないような苦々しい顔の人面果がある椰子のような樹木としてデザインし、さらに根の部分は虫の脚のような不気味な形状に描いている。
地獄に生える設定から終盤の「無間地獄」に出現し、人面の果実を持つことから「毒噛みつき」「石化噛みつき」の攻撃スキルを持ち、デバフ解除の「デ・クンダ」の魔法も持つ。
『ストレンジジャーニー』では、食べた罪人の腹の中で煮え盛る油のように暴れ回るという伝承からか「ファイアブレス」「溶解ブレス」を持ち、さらに不機嫌そうな顔から縛り状態付与の「バインドボイス」を放つ。
『真・女神転生ⅣFINAL』では、築地本願寺の中通路に出現し「毒ガスブレス」「溶解ブレス」、病気付与の「パンデミアブーム」およびクリティカル率を上げる「コロシの愉悦」のスキルを覚える。
なお『デビルチルドレン』では、蕾のような頭部を持つ地面から生えた怪人型のデビルとして登場している。
