概要
初出作品はFCで発売された初代『女神転生』で、種族は合体専用のGOOD種族”幻魔”。
なおそのときは妖精エルフや夜魔サキュバスの色違いの、ぺたん座りで着衣の女性だった。
初代では花弁一枚すら描かれておらず、現在の薔薇や茨と結び付けられたデザインは、種族が“妖樹”になった『真・女神転生Ⅱ』からである。
赤髪で人間に近い肌の色の下半身が黒薔薇の姿は『ソウルハッカーズ』からで、髪をかきあげるポーズはスタッフの副島成記氏が名前を「アラウワネ」と記憶していたのを、デザイン担当の金子一馬氏が面白がったからだとか。
現行では発売機種のグラフィックにより、下半身が花に包まれた姿(2Dグラフィック)か、茨を身にまとう人型(3Dグラフィック)の二種類に分けられている。
『真・女神転生Ⅳ』では序盤の中ボスとして登場。
漫画『コドクノマレビト』では十四代目葛葉ライドウの仲魔として登場し、有能な悪魔として最終決戦にも参加している。
PCで発売された『偽典・女神転生』では、処刑された人間を素体に生み出されるというゲルマン民族の伝承をイメージしたのか、種族は人造悪魔であるデモノイドであった。