駅データ
概要
副駅名は帝塚山学園前。元々周囲は松林ばかりの山地であったが、男子校の新設を望んでいた帝塚山学院と沿線開発を推進していた近畿日本鉄道の考えが一致したことにより、富雄駅と菖蒲池駅との間に当駅が設けられた。
当駅は特急も含めすべての営業電車が停車する主要駅である。
1日の利用客数は54,483人で、近鉄の純粋な中間駅(他社線や近鉄他線との連絡が一切ない)では最も多く、現在も近鉄奈良駅をわずかに上回る奈良県内の近鉄駅で最も利用客の多い駅である。
のりば
改札は北口と南口の2箇所で、地下コンコースで結ばれている。なお、丘陵地で盛土の上に建設されているため、南口は北口と比較して一段低くなっている。
利用状況
- 2017年(平成29年)度の1日平均乗降人員が53,298人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 59,322人 |
2009年(平成21年)度 | 57,506人 |
2010年(平成22年)度 | 56,844人 |
2011年(平成23年)度 | 55,392人 |
2012年(平成24年)度 | 55,118人 |
2013年(平成25年)度 | 55,760人 |
2014年(平成26年)度 | 53,634人 |
2015年(平成27年)度 | 53,744人 |
2016年(平成28年)度 | 53,506人 |
2017年(平成29年)度 | 53,298人 |
余談
平日の朝ラッシュ時にあたる7時15分から8時15分の間は、駅からほぼ半径1kmの範囲の道路は事実上バス・タクシー以外の車両乗り入れが禁止され、マイカーなどの一般車は駅に近づくことができなくなっており、この時間帯の駅へのアクセス手段は事実上奈良交通の路線バスのみとなっている。