CV:井上剛
人物
秦広王の第一補佐官。
鬼と間違えられる程の天然パーマの持ち主で、表情こそのんびりとしているが性格は天然で自由な変人。また、同じく変人気味の妻もいる。
生前に地獄と繋がっていた井戸を覗き込んだ所、たまたま地獄側から現世を覗いていた鬼灯をストパーになった未来の自分と思い込んではしゃいだ拍子に地獄に迷い込み、天パーが原因で獄卒に間違われて数日仕事を務めた末、鬼灯に事情を説明した所「すぐにでも補佐官を務められる」と仕事ぶりを讃えられ、内裏を視察したがった鬼灯と交代したことがある。
その際に危篤状態で審議中だった藤原良相と顔を合わせ、補佐官代行として彼を弁護した。後に彫った閻魔大王像が秦広王に似てしまったため(鬼灯曰く「ぶっちゃけ大王をかっこよくしようとしたらああなる」)、秦広王を見た亡者の大部分が彼を閻魔大王と勘違いするようになった。
仕事ぶりこそ有能だが上述の通り根が変人であり、平気で枠外の行動を取っては周囲を驚かせたり呆れさせたりしている。秦広王の趣味の骨董を割ってしまった際には庭に埋めるという奇行をとり、現場を見た秦広王に「お前は何を思ってんな子供みたいな選択をした!?」と怒鳴られた時には「だって皿割っちゃったら庭に埋めるでしょ」という解答をしてみせ、「なんか危ないやつ」と評された。
また、生前に左遷されたりした逸話から度々上司の勘気を買う所もあり、秦広王が骨董の他に蕎麦打ちを趣味としていることを同僚と話し爆笑した所、背後に居た秦広王にめっちゃキレられたといった際には普段彼の奇行を楽しんでいる節がある鬼灯も「貴方はそろそろ生前の経験を活かして上司の勘気を買わないよう気をつけるべきです」と言われた。