概要
『百折不撓』(幾度失敗しても志をまげないこと)、『自彊不息』(自ら努め励んでやまないこと)を校訓とし、創立以来、自主・自律を旨とし、文武両道を目標にしている岐阜有数の進学校。
名古屋大や岐阜大をはじめ、東大や京大など国公立大学や有名私立大学の合格者を送り出している。
部活動では、
- 囲碁将棋部は第21回全国高等学校将棋選手権大会で団体優勝している。
- クイズ研究部は第24回全国高等学校クイズ選手権で優勝している。
- 校内で選抜を受けたメンバーを中心に科学の甲子園に第一回から毎年参加している。第6回科学の甲子園では優勝。
- 硬式野球部は1915年の第1回全国中等学校優勝野球大会から現在まで毎年地区大会に皆勤出場をしている全国でも15校の内の1校で、戦後まもなくの第31回全国高等学校野球選手権大会で準優勝の経験があるほか、昭和53年の第50回選抜高等学校野球大会に出場し、2回戦まで進んでいる。
略歴
1873年2月、 岐阜米屋町尾張藩支庁跡に創立して仮中学と称し、11月4日に開校式を挙行。
1874年に遷喬館、1878年に岐阜県第一中学校と改称。同年07月30日 分校を安八郡大垣町に設け岐阜県第一中学大垣分校と称した。
1899年4月1日の中学校令の改正にともない、岐阜県岐阜中学校と改称し、分校であった大垣の中学校が独立。(現在の岐阜県立大垣北高等学校)
1931年、県立夜間中学を併設。(1943年に岐阜県岐阜第三中学校に改称、岐阜県立華陽高等学校を経て現:岐阜県立華陽フロンティア高等学校)
1938年4月、現在地の大縄場に移転。
1948年3月、通信教育部を設置。
同年4月1日、新学制実施により岐阜県岐阜第一高等学校となり、女子の入学可に。
同年8月、 岐阜県岐阜第一高等学校と岐阜県岐阜女子高等学校(1900年、 岐阜市立高等女学校として開校、 岐阜県立岐阜高等女学校を経て岐阜県岐阜女子高等学校となる)が統合し、岐阜県立岐阜高等学校となる。
翌年、全県小学区制の実施により普通課程及び商業課程の総合高校となる。(商業課程は2年後に募集停止、更に2年後廃止。)
1980年、通信制課程の募集を停止。(同時に岐阜県立華陽高等学校通信制課程の募集開始、2年後通信課程廃止)
主な出身者
宮崎繁三郎 - 日本陸軍軍人、中将
下地悠 - 歌手・作詞家(ジャニーズWESTやももいろクローバーZなどに提供)
森祇晶(旧名:昌彦) - 元プロ野球選手・監督
東明有美 - 元女子サッカー日本代表選手、アトランタオリンピックに出場。