CV:折笠富美子
「ずっと友達だよ……カエルちゃん……!」
概要
アニメ第304話「ケロロ それだけは返してちょ~だい! であります」で登場した幼稚園児の女の子。「吉祥公園」という公園の近くに住んでいた(その後引っ越している)。
ケロロが日向家で干していて風で飛ばされた帽子を拾ったのをきっかけにケロロのことを知ってしまう。この段階で引っ越しが決まっており、それまでケロロの帽子を貸して欲しいと懇願されたケロロは断れなかった。
夏美や冬樹とは面識がある。一人称は「カナ」。幼稚園児ながら責任感があり、ケロロの帽子が川に流された時には必死に探したり(流されたのは香苗ではなく同級生のアキラとタクヤの過失)、流されたせいで帽子に開いてしまった穴を自分だけの力で直したりしていた。
最終的にクルルにより自身達の存在の露呈、日向家にさえも居れなくなる事も危険視され、ケロロへの記憶を完全に消去。そして引っ越しの当日、草陰から様子を見に来ていたケロロと猫だったが、猫の機転によりケロロの帽子を奪って、彼女に前に持ってきた事でケロロとの記憶を完全に取り戻す。本記事冒頭の台詞を涙ながらに呟き、ケロロも香苗が描いてくれた似顔絵を見て、「ずっと友達であります……カナ殿…!」と涙を零していた。
余談
香苗とケロロの中の人は某アニメの娘役と母親役でも共演している。また、ケロロの中の人は当初、娘役のオーディションにも受けていた。
彼女の登場回は、普段はあまり見られないケロロの本質や、そのケロロと心を通わせた香苗との友情が丁寧に描かれていたこともあって視聴者からは「アニケロ屈指の感動回」として非常に有名である。