概要
CV:伊藤美紀(マザー)
『ケロロ軍曹』原作34話・アニメ10話に登場する高度宇宙虫歯菌。と言っても実際の所は多細胞生物であり、顕微鏡無しでは目視不可能なほど小さい。
生物の歯に寄生し、歯表面を破壊して内部に都市を築き繁殖する性質を持つ虫歯菌の一種で、繁殖力と移動速度が桁外れに高く、放置すれば数日で歯が完全にボロボロになってしまう。
女王とは意思疎通可能であるが基本的に病原体・寄生虫そのものなので宿主との共存は不可能であり、宇宙では体をミクロ化させて宿主の口内に侵入し直接超ダリーを駆除する「カリエス・ウォー」が行われている。
(雑兵)
雑兵はゴキブリを直立させたような原始的な外見であり、知能も低く会話も出来ない。
女王(マザー)はメイン画像のようなナイスバディ美女であり、ビキニアーマーのような形状をした外見が特徴。原作では雑兵の数倍程度の大きさであるが、アニメでは雑兵の10倍以上の巨体(と言っても、絶対的なサイズはやはり顕微鏡レベルなのだが)を有しており、首から下はピンク色のタイツ(?)で覆われている。
作中ではケロロの歯で爆発的に繁殖し、ギロロ、タママ、日向姉弟(アニメではケロロの遠隔操作ドローン「ケロロB」も追加)がカリエス・ウォーを実行。女王が虫歯内に銀紙を落とすなどの脅迫手段に出て(タママが余計な事をしたせいで)もはや根絶は不可能となり、ギロロが仕掛けた爆弾(アニメではケロロBに内蔵)でケロロの全臼歯諸共爆殺された。
なお原作・アニメ双方でやや設定は異なるが、ケロン人は歯が生え変わる体質を有する為ケロロの総入れ歯は免れた。
類似種
超アマク・ダリー
アニメ第217話Bパートに登場した近縁種。
役人に寄生し、暴利を貪ろうとする。宿主は額に「天」の字が浮かび、目が赤くなる。
超ダソー
アニメ第218話に登場。アフロを付けた超ダリーのような姿。パチモン。
余談
元ネタは『ウルトラセブン』に登場する宇宙細菌「ダリー」と、「非常にかったるい」の俗語である「超だりぃ」と思われる。