概要
名前の通りケロロにそっくりなロボット。クルル曹長の発明品である。
ケロロ本人としては屋根の修理や煙突掃除とか平凡な事態を想定していたらしいが、あくまで戦闘用ロボットである。
ケロロの口の中で侵入・大量発生した高度宇宙虫歯菌超ダリーに対抗するに当たり、ギロロとタママの二人だけでは戦力不足であったため、ケロロ自身も加勢すべくクルルが最後の切り札ととして登場した。
脳波によってコントロールできるロボットだが、使用中は本体である使用者(ケロロ)の肉体は眠ったような状態となる。そのためロボットと同時に行動はできない。また肉体に送られる命令を代わりに受信しているに過ぎないので使用者の痛覚もロボットにそのまま反映される。
戦闘能力もケロロ本人が操作しているため彼とほぼ同等。作中ではトゲボールが付いた棍棒を持って戦っている。
なお設計の注文にはなかった頭の突起物は、当然ながらアレである。ケロロBの「B」もそれから来ている。
作中での活躍
作中では原作第34話、アニメ第10話で初登場。
当初はギロロとタママの二人で向かったが、戦力不足で尚且つケロロの歯を傷つけてしまったため、上記のようにケロロ自身が加勢する目的で登場した。さらに上記二人の他に冬樹と夏美も加勢、縮小化によりケロロの口の中へ再進行をした。
しかし、タママが滅茶苦茶な攻撃で健康な部分の歯を砕きまくったり、超ダリーのマザー個体に数百万個の同胞卵を産み付けられたり、マザーに歯を砕かれまくったり、露出した歯神経を突かれたりと散々な目に合ったことでケロロの歯に激痛が走り、逃げ遅れてしまう。最終的には冬樹達だけを撤退させ、奥の手として知らされていた機能をスイッチで発動させたがどう見ても宴会用の仕掛けであり、ダメージを与えられずに更に襲われまくる。冬樹達との距離が十分になったところでクルルが最終手段として頭部のアレのスイッチを押す。それによりケロロBのボディと本体の歯全部が吹っ飛ぶのと引き換えに超ダリーを殲滅することに成功(その際冬樹達は口の外に吹き飛ばされ軽傷で済んだ)。ケロロの歯は数日後、全て生え変わり無事解決するのだった。
関連タグ
プロジェクト○乙:後に登場したケロロ小隊の遠隔操作ロボ。