※メイン画像はあくまでイメージです。そのはずです。きっとそうなんです…!
概要
クリスマスあり、大晦日あり、冬休みあり…その先の新年でのお正月ムードも含めるならば、まさに「書き入れ時」なのである。
しかし、そんなタイムリーな時期に無理くりスケジュールを合わせようとして、あるいは他の時期に間に合わなかったので年末の総決算とばかりに空きスペース(?)への捻じ込みといった、果てしなく大人の事情を主な原因としてクオリティ的に怪奇極まりないシロモノが出現することがある。
年末の魔物…それは消費者にとって、特にお小遣いが限られた少年少女たちからすれは恐怖以外のナニモノでもない存在である。
元ネタ
この概念は、「十年に一本のクソゲー」として名高い『四八(仮)』への評価に端を発する。
このゲームは、シナリオの破綻あり、操作が長ったらしく、挙句にフリーズや全クリがそもそも不可能などの致命的なバグすらあり。このうえ、アフターサービスを巡る販売側の不手際や最終的に制作側が身も蓋もない言い訳を始めるなど、悪い意味でゲーム史に刻まれる大珍事となった。
クソゲーオブザイヤー(以下KOTY)界隈は、当初はネタ的な趣向な和気藹々(?)としたコミュニティであったのが、この作品の登場によって「本当にダメかどうか」(=ゲーム部分が破綻しているか等)を突き詰めていくガチ路線へと転換することになる。
そして、KOTYをでは2007年11月に発売された『四八(仮)』のように、年末に駆け込み的に発売されたクソゲーを年末の魔物と呼ぶ文化が定着。この概念はネット住民の間で徐々に拡散されていき、現在にいたる。