概要
中国神話や古代中国の地理書『山海経』の1つ「大荒北経」にその記述が見られる神々の1柱で、彊良(チャンリアン)とも表記される。
北極天柜山に住み、虎の頭と人の胴体を持つ神で、口に蛇をくわえ、四本の蹄を持ち、長い両手には黄蛇を1匹ずつ握っている姿をしているとされている。
創作での扱い
摩圖崇(パズス)教団の勢力の一つ、奇肱国の「殷の四騎士」のリーダーで表記は「彊良」。
虎を模した古代中国の鎧を着た虎統領の統括者で、猛毒の笹を使った「忌陣影虎」で霊気を苦しめる。
同じ四騎士の紅一点鶚とは恋仲で、殷を滅ぼした周軍により残虐に処刑された憎しみから、摩圖崇を呼び出し外道に堕ちていたが...