「古のモンスターの力を身に纏え!」
概要
ブースターパックSP『トライブ・フォース』で初登場したカテゴリ。
従来の儀式モンスターでよくある召喚出来ずに手札で余る欠点を手札から捨てて発動する効果、儀式魔法も墓地で発動でき、別の儀式魔法をサーチする効果を持たせる事により改善されている。
所属カード
効果モンスター
レベル3
レベル4
レベル5
ペンデュラムモンスター
レベル4
レベル5
儀式モンスター
レベル3
レベル4
レベル5
レベル6
レベル7
レベル8
レベル9
レベル10
レベル11
儀式魔法カード
歴史
登場してから一時期は環境のトップ入りをする急激な勢いを見せていたが、2015年1月改訂における「ユニコールの影霊衣」及び、通常の儀式召喚の必須カードである「マンジュ・ゴッド」と「儀式の準備」、マンジュの下位だが多く使われていた「センジュ・ゴッド」が制限カードに指定されるという、既存の儀式召喚(リチュア以外)を巻き込む形で規制された。
その後も「ブンボーグ003」「ブンボーグ001」や「リチュア・チェイン」を組み込むなどの形を変えながら結果を残し続け、同4月には万能サーチの「ブリューナクの影霊衣」と儀式モンスターの実質的な死者蘇生となる「影霊衣の反魂術」が制限カードに、同10月では代用儀式になる「影霊衣の術士シュリット」が制限カードとなった。
汎用儀式パーツを巻き込んだ規制は当時大顰蹙を買ったのは言うまでも無い。汎用的な強化カードが出れば影霊衣も強化されることになるため、今後そのようなカードが出しにくくなったともいえる。また、ある意味では儀式召喚の強化案をこれでもかと積め込んだテーマともいえるので、今後「儀式テーマが環境を取る」というのも難しくなったいえなくもない。
なお、センジュ・ゴッドのほうは4月に解除され、「マンジュ・ゴッド」のほうは4月に準制限、10月に解除となっているが、「儀式の準備」は2017年4月まで制限カードであった。
海外ではさらに厳しく、早い段階でシュリットが制限カードになっており、その後に禁止カードにまでなり果てている。
加えて汎用パーツながら凶悪な制圧素材となる「儀式魔人リリーサー」も世界大会を前に禁止カードとなり、【リリーサードラグーン】と言う形で残っていた影霊衣は環境からは完全に姿を消すこととなった。
その後、時間の経過と共に主流デッキから外れた事から段階的に規制緩和が進められ、2020年4月をもって全て無制限カードとなった。
2024年11月に「TERMINAL WORLD 2」にて念願の1枚初動、「相手ターンにトリシューラの影霊衣を儀式召喚」が実現できる速攻魔法の追加など、現代のカードパワーに合わせた新規カードが追加された。