概要
CV:林原めぐみ
御堂まどかとは、『それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ』のキャラクター。
山本洋子の次にエスタナトレーヒにスカウトされた女子高生。チーム中一番の長身であり広いおでこが最大の特徴。いわば元祖デコ娘。
新房昭之監督の名物演出である鏡デコの元祖キャラクターでもある。
特一級高速戦艦(スーパースプリント)たる強行偵察艦、TA-25 ミドー・マドカのメインパイロット。戦艦制御AIの事は「コーチ」と呼んでいる。
同艦はシールド(バリア)外部からの攻撃を防御しながら、逆にシールド内部からの攻撃を可能とする特殊シールド「ヴェイパーシールド」を持っており、この特性を利用したゼロ距離射撃(接射)攻撃技である「バレルロール」を可能とする。(技の命名は洋子)
元々、幼少期から訓練を続けていた器械体操の選手であり、体操の楽しさを教えてくれた小学校時代のコーチの指導のおかげで中学時代にはオリンピックの候補に上がる程の実力だった。しかし中学進学とともに自らに付いた新しいコーチとそりが合わずスランプに陥り、怪我をきっかけに体操選手の道を歩み続けることに思い悩み、結果的に自分が楽しめるオタクの道へと進んでいった過去を持つ。
(ちなみに、このコーチは体育会系の中でも指導者への服従を是とする上で自身のやり方のみを至上とするタイプであり、まどかが小学校時代に受け続けてきた指導を頭から否定して、まどかを自身の指導色に染めようとしていた。まどかとそりが合わなかったのはそのためである。その後、オリンピック候補選手であったまどかを失った事の責任を問われ、自身を守るためまどかに責任転嫁。ところが、このことから、まどかを慕っていた所属ジムの女子選手たちの反発と不服従を招く。トドメに女子選手の反発に対して度を越えた強引な指導に出てしまって世間的な大問題を招き、その責任を取らされて所属している体操ジムから追放された事が後に登場した雉波田光の口から明かされている)
そのため作中においてもアニメや漫画をネタにした言動が多くみられる(出撃時のセリフが「行きまーす!」など)、ただしその知識はアニメに特化されており、ゲームには詳しくない。
ちなみに盆暮れの時期には薄い本を作り聖地へと出撃するため、スケジュールが殺人的になる。コミック版では要修正R-18G同人誌も平気で執筆しており、これの製作にエスタナトレーヒチーム全員を駆り出した。(そして綾乃の性知識の増強と歪みっぷりに貢献してしまっている)また原作では、そのテの業界において、それなりに顔が利く存在であるらしき描写がある。(学園祭で披露された紅葉の自主製作映画にケチをつけに来たクレーマーにキレて、大手サークルの知人を引き合いにして黙らせた描写がある)
洋子に対するライバル意識が強く、何かと張り合いや口喧嘩が多い。
メオ・キャケルのバーニナーに恋心を抱いており、メオ・ニスのルブルムとは同じ人に恋するライバル同士である。
原作後期に登場した雉波田光は同じ体操チームの後輩であり、彼女からは壮絶に懐かれている。しかし彼女がまどかにかける期待は体操選手のホープとしての期待でもあるため、事ある毎に光からは「一緒に体操の世界に戻りましょう! 」と期待の満ちたキラキラした瞳で強硬に説得されている。しかし、選手としての自分を完全に見限っている(選手として冷静に見てもブランクも大きい)まどか自身にしてみれば重いものでしかない。その事を光に常々伝えているのだが、肝心の光自身が「人の話を聞かずに自分の価値観を押し付けるしかできないタチ」であるものだから、話がややこしくなり結果として彼女と対立することになってしまう。(光がキチンとまどかの意向を後輩として理解してあげれば、対立する理由なんてないのに)