カードテキスト
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1800/守1000
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「忍法」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「忍者マスター HANZO」以外の「忍者」モンスター1体を手札に加える。
概要
星4闇属性戦士族というサポートの多いステータスに準アタッカー級の攻撃力を持つ、汎用下級モンスターの忍者(遊戯王)。
召喚した場合は、忍法(遊戯王)と名のつく魔法・罠などのサーチ。
反転召喚・特殊召喚した場合の効果は、同名カード以外の忍者モンスターのサーチ。守備力が低いため、基本的には特殊召喚を通して発動することになると思われる。
ターン1がないため繰り返し使えるがいわゆる「時の任意」のためタイミングを逃すという弱点もある。
この2点に加えて完全に一枚から動ける数少ない忍者であり、登場(2011年のORDER OF CHAOS)以降2024年の現在にいたるまで忍者デッキの中核を担う。
特に忍法は基本的に自分フィールドに忍者を要求するため(1)の効果が使えるとそれだけで忍者と忍法が揃うことになり、忍法をデッキから持ってこれる忍者はHANZO以外ではリンクモンスターである同じ忍者マスターのSAIZOだけである。
かつては同時に登場した「忍法 超変化の術」やHANZOを呼び出すことでランク4を狙える「成金忍者」と合わせての出張採用と言う形も見られた。というより当時はこの形で忍者は成り立っており、【忍者ラギア】として活躍してたと言える。この頃はまだ忍者側も強力なシナジーがそこまでなかったのが原因で忍者はあとは精々「機甲忍者ブレード・ハート」が入るくらいであった。
この時期は低くない攻撃力を持つ点も評価されていたが、サーチメタ効果のある「ライオウ」を単独破壊できないことが残念がられたこともある。
忍者デッキの中核と言う点は公式も認識しているようで忍者の新規が登場した2019と2022にそれぞれトーナメントパックで再録された。
マスターデュエルでも主に2022年の忍者を中心としたストラクチャーデッキ「ヒドゥンアーツ・オブ・シャドウ」にも収録されている。
2024年現在3人いる『忍者マスター』の二人目。
忍者なことに加え忍者マスター3体の名前からして名前の由来はほぼ服部半蔵と思われる。
「忍法 分身の術」では分身している他、「忍法 超変化の術」では「カラクリ兵弐参六」を捕え「ダーク・ホルス・ドラゴン」へと変化しようとしているがこの辺りに共通の世界観があるかは不明(マスターデュエルのソロモードでカラクリの背景は語られている)。
マスターデュエルのメイトとして登場しておりそれによれば、
「忍びの技を鍛え上げ、優れた力を持つ忍者の一人。様々な忍法を操り戦うその姿に、憧れる忍者も多いという。」
としている。
恐らく前半が『忍者マスター』、後半はカードの二つの効果を意識した文だと思われる。