ネタバレ全開記事なので注意。
おおまかな経緯
学校にまつわる怖い話の特集記事を作る為、七不思議の集会に参加することになる。
五人の語り部から怖い話を聞いた後、最後の一人である新堂誠から話を聞くことに。
新堂誠に図書室に向かうよう指示されて詰問を受けたり、妙なお呪いをさせられたり、とにかく突然凹られて意識を失う。
殺人クラブ
意識を取り戻した坂上修一は何故か新聞部の部室におり、
日野貞夫と六人の語り部が奇妙な表情で立っていることに気づく。
突然日野貞夫が笑いだし、七不思議の集会や怖い話は全てデタラメだと言われ、
本当の目的が坂上修一の裁判であると宣告される。
動機
荒井が電車で立っていたのに、席を譲らなかった
殺人クラブそのものは昔から存在していたらしい。
部長を務める日野貞夫が「恨みのノート」を記しており、
それぞれのメンバーによるかなり身勝手かつお年寄りのような殺害動機が記されている。
探索パート
ぴったり四時間で死に至る毒を飲まされ、
解毒剤のアンプルを探すため、真夜中の学校を奔走することに。
展開は分岐次第。
新堂誠は宿直室の教師を殺害(一説によれば黒木源蔵)、
カッターを構えるシーンが有名な岩下明美はこの際ロープを使用。
風間望はスルー可能で、先に対処するか否かでラストの展開が変わる。
日野貞夫は最終的にしくじったメンバーを殺害して、
坂上修一との最後の決着に挑む。
風間を放置しているか否か、
旧校舎で夜明かしするか校門に向かうかで展開が分岐。
最後の決着も複数展開が存在している。
余談
ちなみに日野が女性メンバーを殺害する展開はなく、
福沢は半ば事故による転落死、岩下は自殺。
坂上修一もかなり危険な暴力行為には及ぶが、
殺人行為を犯した場合はバッドED扱いである(SFC版)。
非常に数多くのバッドEDが存在しており、
初見プレイ・ノーヒントではまずクリアできない。
語り部を倒すにはそれぞれ必要なアイテムを揃える必要がある。
トイレの花子さん(いわゆる仮面の少女ルート)を、
先にクリアしているとヒント的な情報を気付くこともできる。
意味のない行き先なども選択肢には含まれているが、
花壇に埋められたこけしは荒井昭二の花壇のシナリオのとある分岐で、
なんとなく意味はわかるかもしれない。
日野の設定について
日野貞夫は殺人クラブの部長だが新聞部の部長ではないらしい。
分岐次第では必ずしもその限りではないが、
原作者によれば基本的には「新聞部の先輩」であるらしい。
OPでは日野はあくまでも先輩であり、部長とは書かれていない。
PS版では隠し2にて、主人公の後輩田口真由美は、
実は日野貞夫の妹で殺人クラブの後継者、
という展開が追加されている。
女主人公の場合
PSで追加された女主人公の新堂7話は「新堂に助けられながら夢の世界から脱出する」という180度別物の話に差し替えられた(銃でもないと男には勝てないとか一気に雰囲気が如何わしくなるとか色々理由はあるのだろう)
ただこの7話ハッピーエンドが一つもなく「男主人公よりは酷い目に合わないけど生還も出来ない」という男女どちらでも不憫な主人公なのは変わりなかった。