鉄也「こんな変な戦闘獣見たことねぇや」
概要
第10話「危しマジンガー!! 移動する発狂地帯!!」に登場。
蝙蝠の特性を持った戦闘獣で夜間や暗闇の中では戦闘力が上がるが、昼間など明るい場所では逆に活動が鈍ってしまう。
その代わり、自身の鳴き声でカラスを狂暴化できる他、ブーメラン(胸部に備えたカッター)や腹部のファンから起こす竜巻、両手のドリル状の爪、頭部の触角から放つ破壊光線(洞窟内では網のように張り巡らすことも可能)など多彩な能力をもつ。
また、これらの厄介な武装や能力を持っているが、作中では愛嬌のある顔で表情がコロコロと変わったり(目の前のボロットに驚いたり、まだ夜じゃないのに出撃となって眠そうな顔に)している。
実際の蝙蝠は哺乳類なのだが、漢字表記では虫偏が入っているため、このグループに属していると思われる。
活躍
中国地方や東海地方で上記の能力によりカラスを狂暴化させ、夜間に人々を襲わせていた。
狂暴化したバカラスから逃げ、海に飛び込み偶然入った洞窟内でボスボロットに出くわし、捕まえて空中に連れ去ろうとするが、そこに先述の事件を探りに出たグレートマジンガーが遭遇したため、阻まれ、失敗に終わる。
そして、空中戦に入ると、鎖や竜巻で苦しめ、ドリルで止めを刺そうとするが、腹部にキックを食らい、その隙にスクランブルダッシュで逃げられる。しかし、なおもドリルや破壊光線で苦しめ、再度止めを刺そうとするが、日の出により、パワーダウンしたため、大昆虫将軍スカラベスから撤退するよう命じられる。
その後、暗黒大将軍から剣鉄也が負傷している隙に科学要塞研究所を襲うよう命令されたスカラベスに無理やり昼間の戦闘に駆り出された。そしてファンで町に竜巻を起こし、破壊活動をした後、ビルでひと眠りしているところをビューナスAで出撃した炎ジュンに見つかり、竜巻で応戦する。しかし、風の隙間から逃げられ、光子力ミサイルで地上へ落とされ止めを刺れそうになるが、破壊光線や鎖などでピンチに追いやる。
そして、グレートマジンガーがこちらに向かっていることをスカラベスから知らされ、光のない所へ誘導し、倒すよう命じられたため、その場を去る。いざグレートマジンガーを洞窟へ誘導すると、闇に姿を隠した後、洞窟の構造を上手く利用し、苦しめるが、自分が放ったブーメランで触角を切断され、姿を現した直度アトミックパンチでファンを破壊される。その怒りのまま、鎖でグレートマジンガを捕え、反撃するが、逆に洞窟の外へつ連れ出され、最期はサンダーブレークで止めを刺された。