挂甲武人
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けいこうのぶじん
有名な埴輪のひとつ。
鎧兜に身を包んだ戦士の姿をかたどった埴輪。「桂」ではなく「挂」。
国立博物館にはこの名称で登録されているが、一般的には「武人埴輪」と呼ばれることも多い。
埴輪としては初の国宝指定を受けた。
かつての200円切手の図案にも採用され、教科書にも載っているので、大抵の人は埴輪と聞けばこれか「踊る人々」を思い浮かべる事だろう。
ちなみに挂甲とは奈良時代から平安時代にかけて用いられた、短冊形の鉄板を組み合わせて作った鎧。埴輪の作られた古墳時代(飛鳥時代)にも同様のものがあったが、近年ではこちらは札甲と呼ばれて区別される。
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