概要
放水銃とは、高圧放水を行う装置の俗称である。
名前に「銃」とあるが火薬を使う訳ではないので、当然正しい意味での銃ではなく、あくまで見た目が銃のように見えるため放水銃と呼ばれる。
一般的には警察車両などに搭載する車載型(この車両は一般的に放水車と呼ばれる)、メイン画像のインパルス放水銃のような個人携行型の2種類がある。
水を放つだけなので威力は弱いと思いきや、大容量の水の塊を高圧で飛ばしてくるため、大の大人ですら数メートル吹っ飛ばされる挙句、全身打撲も免れ得ない。ガラスであれば簡単に割ってしまう。
また、催涙剤を混ぜた液剤を発射することもあり、この場合は水飛沫がちょっと当たっただけでも咳・クシャミ・落涙・嘔吐などの症状を発現させる凶悪なものと化す。
海上保安庁や沿岸警備隊の巡視船、警備船などの船舶に搭載されることも多い。