斑鳩小夜
いかるがさよ
人物
呪護者として、伝説の大陰陽師である安倍晴明の母・葛の葉と48体の眷族が憑いている。
そのため、呪力量だけなら、十二天将さえも遥かに上回り、さらに葛の葉の特性として、他人に憑いている呪護者を見定める「見極めの儀」を行うことが可能。
ただし、その絶大な呪力は、自分の意志では思うように行使出来ず、見極めの儀など限られた用途にしか使えない。
その特性から、双星の2人が島に渡る資格があるかを判定する試験官に選ばれ、ろくろの写真を見て一目惚れする。
経歴・性格
葛の葉とその眷族による絶大な呪力を持つが、それが強力過ぎるため、命を侵食されており、呪力を抑える呪印を全身に刻んでいる。
しかし、それでも完全には抑え込むことが出来ず、20歳まで生きられないとされている。
また、葛の葉の呪力は自由に使えない=襲われても自衛が出来ないため、ケガレにとっては恰好のエサであり、強力な結界で守られた斑鳩邸の敷地から出ることが出来ず、双星の見極めの儀の為の試験が、生まれて初めての外出である。
こういった生い立ちのため、斑鳩士門やその他の家族からはかなり甘やかされており、少々わがままな性格。
作中では「ろくろのベッドに勝手に入り込む」、「咎められると小姑呼ばわりする」、「試験を盾にろくろにデートを強要する」、「ろくろの許嫁にあたる紅緒に嫉妬して暴言を吐く」などの行為をした。
だが、根は決して悪い娘ではない。
暴言について反省し、紅緒と和解した後は、彼女に重傷を負わせた婆娑羅・氷鉋に激怒して殴りかかっていた。
代々斑鳩家に受け継がれてきた強大な呪護者”葛の葉”。
斑鳩小夜は、この力を敢えて使役するという選択肢切り拓いた。
自分の未来を、自分で勝ち取るために修行を開始。3年足らずで実戦レベルにまで到達し、等級A任務、真蛇討祓にて初陣した。
何故ちぃ子と呼ばれているのか?
作中、義兄の士門は、小夜のことをちぃ子と呼んでいる。その理由について記載する。
幼い頃、士門は小夜のことを「さよ」ではなく「ちよ」と読み間違えていた。ちよちゃんと呼んでいるうちに小夜が自分のことを「ちぃ」と呼ぶようになってしまい、最終的に「ちぃ子」に落ち着いた。
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双星の陰陽師 呪術辞典 6~9巻
はい、呪文辞典6、7、8、9巻分です! 8巻の呪文が多くて疲れました。 元ネタの呪文にはとんでもなく長いものもあり、漫画では一部省略されてたりもします。省略箇所は括弧で括りました。 なお、解説は私見が多分に混ざってるので要注意 追記 また抜けがあった! 繭良ちゃんの霹靂天掃です。2017年11月19日追加6,722文字pixiv小説作品