概要
中国の伝承や古代中国の地理書『山海経』に記載される幻獣の一種。中国語ではシュエンクェイ(Xuangui)と呼ぶ。
南山の杻陽山という山に流れている憲翼の水中に生息しているとされる鳥の様な頭と蝮のような尾っぽを持つ黒い亀の様な姿をした幻獣で、木を裂くような鳴き声で鳴き、これを身に付けていると聾唖になることは無く、手足に出来たタコによく効く薬にもなるといわれいている。
また中山の密山を泣かれている豪水にも生息しているが、こちらは鳴き声は同じだが、鳥の頭とスッポンの様な尾っぽという姿をしているとされている事から、もしかすると杻陽山に生息している旋亀の亜種のような存在なのかもしれない。