CV:沢りつお
概要
昭和36年12月3日生まれ。射手座のB型、身長142cm、体重52kg。
旋風寺舞人の祖父であり、旋風寺コンツェルンの会長。石油枯渇時に電気で走る鉄道が交通の要である事を見抜き、「旋風寺鉄道」を創立し、世界中にレールを敷き、一代で世界一の大富豪にまで築き上げた。
破天荒でわがままな性格であり、他人の都合を構いなしに遊びに誘う事もあり、「会長命令」(悪くいえば「職権乱用」)で済ます場合がある。一方で寂しがり屋な面があり、月に1回は自分の誕生パーティーと称して舞人達を呼び、納豆を振る舞う。
息子夫婦の忘れ形見である孫の舞人を溺愛しており、気を引こうと大量のプレゼント(クルーザー、車、リゾートビーチ、ゴルフ場等)を持って来たり、遊びに連れて行く事がある。
ただ孫に甘いだけではなく、第24話では怪我が完治していない状態でジョーと戦おうとする舞人を心を鬼にして止めようとしたり、第29話では仕事や勇者特急隊の使命で多忙している舞人に誕生日に「普通の高校生として過ごす時間」をプレゼントしたり、第46話では洗礼ロボの軍勢に苦戦する舞人を援護しようと自らネオ鹿児島に向かおうとする等、孫を大切に思う気持ちは強い。
息子の旭に対しては厳格であり、特に旭とルリ子の結婚に反対し、2人が駆け落ちする原因を作ってしまった。舞人が生まれる3ヶ月前、頭を下げて戻ってきた旭を許し、初孫の舞人が生まれて有頂天になり、社長の座を旭に譲り、隠居した。その為、勇者特急計画には関わっておらず、舞人の勇者特急隊の活動を許しているのも「舞人が可愛いから」という理由である。
その後の息子夫婦の仲に関しては、亡くなった息子夫婦を同じ墓に葬ったり、命日には墓参りに行く等、仲は修復している模様。
吉永一家とも仲が良く、特にサリーの事をいたく気に入っており、舞人のスケジュールを調整して二人を引き合わせたり、クリスマスパーティーでは二人にお揃いの衣装やダンスタイムを用意する等、粋な計らいをしている。息子夫婦の時とは違い、舞人とサリーの仲を認めており、第43話では二人の結婚までも認めている。
破天荒な行動が目立つが、第7話ではその破天荒ぶりで舞人に勝機を作ったり、第21話では敵の行動に悩む浜田に助言する等、彼らをサポートしている。
88歳の高齢とは裏腹に(席に着かない状態で)マイトウイングをアクロバティックな操縦で飛行したり、竹製のスティックと木製のスキー板で舞人と並んでスキーをする等、体力は衰えていない。
大の納豆好きであり、誕生パーティーには全国から納豆を取り寄せたり、カトリーヌ・ビトンの悪事によって納豆が1パック50万円まで高騰した時も大金を出してまでも納豆を購入したり(しかも購入直後にその場で食べている)、納豆好きな人が納豆嫌いになる程の納豆地獄を受けても「天国だ!」と喜びながら大量の納豆を食べたり、舞人が助けに来ても「ワシはここ(納豆の中)で納豆を食べて暮らす」と拒む等、納豆に対する執着心は強い。
最終決戦後は舞人とサリーの結婚式に参列しており、浜田とルンナの仲を冷やかしていた。
名前の由来は石原裕次郎から。第20話では青木が「この前は(初恋の人の名前は)北原美枝子と言ったでしょ」とツッコんでいたが、北原美枝子という名前は石原裕次郎の妻・石原まき子と、彼女の別名義である北原三枝からきている。さらに第43話では裕次郎が「サリーちゃんと『銀座の恋の物語』を歌う」と言うシーンがあるが、『銀座の恋の物語』は石原裕次郎の曲である。
関連タグ
両津勘兵衛:「高齢ながらも体力は健在」「会社を経営しており、裕福な暮らしをしている」「ノリが良く、よく孫を振り回している」という共通点がある祖父繋がり。こちらは100歳以上であり(しかも妹も100歳を越えても体力は健在)、孫(20人以上いる)だけでなく、曾孫もいる。なお、裕次郎が会長に対し、こちらは現役の社長である。
モンキー・D・ガープ:「高齢ながらも体力は健在」「孫を愛しており、よく孫や周囲の人達を振り回している」という共通点がある祖父繋がり。こちらは息子が健在。