「てめーら、青蘭(成蘭)の早川京子なめんじゃないよ！」
演者
人物像
青蘭女子高等学校(ドラマ版では成蘭女子高等学校)に通う、本作のもう1人のヒロイン。
登場当初は青蘭女子の女番長であり、序盤でツッパリを止める。愛称は京ちゃん。
長い黒髪をした美人で外見的には赤坂理子と対になるようなタイプであり、原作では理子よりも背が高く落ち着いた雰囲気の女性である(トップ画像はドラマ版のイメージに近い)。
監禁された自分を救出するために、大怪我を負いながらも戦った伊藤真司に惹かれやがて恋人同士の仲になる(一時は喧嘩していたことも)。尤も、最初は思春期ゆえに、伊藤より顔立ちの良い三橋に惚れていた節があるが、卑怯な喧嘩を目に焼き付けたせいで、彼からは距離を置くようになった。
スケバン時代はあくまで「振る舞いがツッパっている」だけで犯罪には手を染めていない(喫煙を除く)。ケンカはしても弱い者いじめなどはせず、常に筋の通った主張をしている。当初は喫煙の習慣もあったが、伊藤から嫌われることを恐れて以来煙草は吸わなくなる(日本テレビドラマ版では棒状のチョコレートを紙で包んでタバコに見立てて加えている)。また、道場の一人娘であり、合気道の使い手である理子と違い、地の力は決して強くない（ただ、護身のためカバンに鉄板を仕込んだりしていた）。
キレると怖く、その度に伊藤達から怖がられていたが、大抵は義憤に駆られた時であり、筋の通ったことを言うため、実際にキレられた者からは例外なく尊敬を寄せられている(女性が多く、三橋や伊藤が対応に困っている時に、場を締める役をしている)。
実家は比較的裕福で、両親は伊藤との交際も認めている様子。クリスマスパーティーに伊藤達を招待した際、真面目なふりをしていた伊藤が友人の挑発にキレて暴れ出したのだが、この直後に三橋がそれを上回る大暴れをした挙句窓を破って逃げ出したため、「三橋よりよっぽどまとも」という理由で認可された経緯がある。祖父に嫌われていたが、伊藤の協力で和解している。
3年生の時に後輩に説教をしている際、ヤンキーを止めて二年近く経っていた為か相手から「伊藤がいるから偉そうな事が言える」という言い方をされて意地になり、伊藤の助けを借りずにその後輩の揉め事を解決するといったプライドの高い一面が存在する。
なお、理子より人を見る目がある。
『週刊少年サンデー』1995年50号の人気投票結果は186票を獲得して7位。
