概要
原作の漫画では第五十七訓から第六十三訓まで、アニメでは第40話から第42話にわたって描かれた、『銀魂』における初の長篇エピソード。
シリアスとギャグのバランスがよく取れており、万事屋3人と1匹の絆、神楽と星海坊主の衝突と親子愛を描きながらも真選組の面々がかますしょうもないギャグなど、見てて飽きさせない要素も多い。
夜兎である神楽の父親・星海坊主が初登場する。またラストでは後の吉原炎上篇の伏線となる神楽の兄・神威についての存在も語られる。
あらすじ
ある日、巷で多発していた「拙者拙者詐欺」に引っかかった神楽が一人銀行に向かってしまう。
慌てて止めに向かった銀時と新八が見たものは、その銀行で破壊活動を行う「えいりあん」、そしてそれを蹴散らす宇宙最強の掃除屋(えいりあんばすたー)にして神楽の父親である星海坊主だった。
幾多の星々をめぐり「えいりあん」を仕留めてきた彼だが、どうやら彼が地球に来たのには別の目的がある様子。
明かされる彼の目的を前に揺れる万事屋の面々。だがその裏で、星海坊主が倒したはずの「えいりあん」は密かに生き延びており…。