概要
『鬼灯の冷徹』の登場キャラクター。
初登場は第56話(単行本七巻)。
八大地獄と対を成す八寒地獄の中でも最も過酷な地獄、摩訶鉢特摩の獄卒である雪鬼。摩訶鉢特摩及び八寒地獄全体で見ても飛び抜けて頑丈らしく、それを理由に八大地獄への偵察に送り出されたり、臛臛婆地獄の長からは「あいつの馬鹿力で暴れられると敵わん」と言われている。
のんびりとした性格で、「~だよう」という特徴的な喋り方をする。また、人の名前を覚えてない事もしばしばで、よく一緒にいるシロクマ(本名ポラリス)のことも基本クマとしか呼ばない。ただし本人の中では確固たる理屈が確立されており、これと思うと理屈では止められない。
八寒地獄においては鬼灯にも引けを取らない戦闘能力を持つ実力者であり、各部署対抗の雪合戦では、4月に入ったばかりの新卒に容赦なく雪玉をなげつけ(洗礼)、若い芽を摘むことにおいて彼の右にでる者がいないことから「摩訶鉢特摩のブリザード」という本名と矛盾した二ツ名を持っている。
ちなみに、髪に埋もれて見えていないがしっかり角も二本ある(寒い地方の動物ほど身体の出っ張り部分が小さくなる法則 と説明されるので恐らく「アレンの法則」)。
白い髪の持ち主で、左目元には六花の模様がある(*←これ。横棒は無い)。
極寒の地で凍った湖に穴をあけて入っていたり(本人曰く朝シャン)、極寒の地で大した防寒もせずに朝からアイスを食べていたりと、寒さにはかなり強い様子。
(鬼灯曰く「ツンドラ在住の方が超進化したらああなりそう」)
逆に八大地獄を訪れた際は、20度の気温に耐えられず、パンツ一丁になっていた(しかもその後パンツまで脱ごうとしていた)。事あるごとに脱ぎたがり、一度摩訶鉢特摩の長から「あなたは何故そう裸になるのです」と直球で聞かれた所、「雪ん中だと服が雪で濡れて泥もつくので裸のほうが快適」と答えた。
このように、10人中9人が「ちょっとここまでとは思わなかった」とのたまうレベルの自由人である。
(摩訶鉢特摩の長談)
好きな女性のタイプはブス。磨けば光る系ではなくガチのブス専。焦熱地獄で働いている天探女に興味がある。ただし本当にブス専というわけではなく、曰く「ブスだったら絶対に誰にも横取りされる心配がないから」とのことで、別に美人が嫌いというわけではないらしい。
毎日の仕事のノルマは達成しているタイプ。
アニメ版の声優は山口勝平。