---消えゆく星の かけらは散り---
---胸に寄せる血潮に 耳を澄ましていく---
概要
OVAシリーズ『機動戦士ガンダム_MS_IGLOO』の前半三部作『一年戦争秘録』のオープニング楽曲。
作詞・作曲・歌はTaja。
オープニングのみならず、第三話『軌道上に幻影は疾る』終盤の、オデッサから脱出してきたジオン軍の将兵を満載した脱出艇がなすすべなく蹂躙されていくシーンにも使用されている。
レーダー画面上が真っ赤になる程無数の脱出艇が、少しでもぶつかれば連鎖的に玉突き事故を起こしかねないほど密集している情景や、ここぞとばかりに襲撃をかけるボール2個小隊に有効な反撃もできずに蹂躙されるザクを「あのザクは地上仕様のJ型です。溺れているんです。」と評するマイのセリフなど見どころも多い。
また、直後に飛行禁止処分中のヅダをキャディラックが独断で「試験運用再開」として出撃命令を下したシーンも合わせて、同シリーズ屈指のカタルシスをもたらす名シーンでもある。
なお、連邦軍の、特にそれまではやられ役と侮られることの多かったボールにザクまでもがなすすべなく蹂躙されていく悲惨な情景もあって、『黙示録0079』版OPの『夢轍』と共に「勝利確定BGM」とは真逆の、「戦線崩壊BGM」と評されることも。