CV:藤原啓治
概要
主人公、更衣小夜の父であり浮島神社の神主。
妻が「古きもの」に敗れてこの世を去ってからは小夜を男手一つで育ててきた。
「古きもの」と戦える唯一の巫女として小夜に「御神刀」を託し「務め」を命じる。
八卦により「古きもの」が現れる場所を導き出し、小夜に伝える役目を担う。
カフェ「ギモーヴ」のマスターである七原文人とは元々学校の先輩と後輩だった(ただし小夜曰く『同期ではない』らしい)。
容姿
白い着物に紺袴の神主服。長髪を耳の辺りで束ねている。
性格
常に渋面な顔をしているが、内心では一人娘の小夜をとても大事に思っており、彼女が一人「古きもの」と戦う事に僅かだが心を痛めている様子。
しかし妻亡き後「古きもの」を倒す事が出来るのは小夜だけだと一番よく分かっている為、戦いに苦悩する小夜を陰ながら支えている。
正体
「古きもの」と「人間」との間に生まれた異形のもの。その為人型と古きもの(こちらは鬼に似た姿)両方の姿を持つ。
当然過去の妻の存在や文人の先輩という話も「ただの設定」であり、妻は存在せず小夜との血縁は全くない。姓も設定のうちであるが、名前の「唯芳」は本名である模様。
八卦も単なるギミック、「古きもの」の出現予定は文人から聞いていただけである。
何らかの理由で文人の意のままに行動しつつも、小夜を騙していたことに罪悪感も感じていた。
文人が小夜の監視を兼ねて遣わせたものでもあり、小夜が全ての「真実」を知り本来の『小夜』に戻ると、文人の策略によって彼女の血を飲み「古きもの」としての本能が目覚め暴走してしまう。
それでも小夜は正気に戻す為に説得を試みるが収まらず、結局は「光」を掴んだ彼女の手により、最期は御神刀で両腕を切り落とされて倒されるが、死に間際に人の型と正気を取り戻し、同じ同胞である小夜に逢えた事、偽りとはいえ共に時を過ごせた事に礼を述べ息絶えた。
人間の姿では40代ほどの外見をしているが、漫画版の描写では、かなりの長い年月を生きていたことが示唆されており、若い頃に捕らえられ長期間牢獄に閉じ込められていた。その後文人が彼を利用するために牢獄から出していた。
小ネタ
見た目と中身のギャップ
藤原啓治が声優なだけに声に相応しいオジサマ顔なのだが、小夜が大声で歌う自分の名前入りの鼻歌を聞いただけで赤面(しかも露骨)したり、甘いものが好きだったり、コーヒーはすごく薄くしないと飲めないなど
かなり外見と内面にギャップがある。通称、萌え親父。
関連タグ
ネイサン・マーラー:藤原氏が中の人を務めたBLOODシリーズのキャラクター。