※「木水」タグ表記のみの場合、別作品も検索結果に含まれてしまうので、木吉と水戸部のキャラクター名や「黒バス【腐】」などのタグを併記することが望ましい。
概要
漫画「黒子のバスケ」の登場人物。
主人公・黒子テツヤが所属する誠凛高校バスケットボール部の二年生、木吉鉄平×水戸部凛之助のBLカップリングタグ。腐向け。
両者とも誠凛バスケ部の2年生でレギュラー。 ポジションはC(センター)。
身長差は7㎝。193㎝×186㎝の長身カップル。
誠凛の大黒柱木吉と、料理上手で常に部員を気遣う水戸部は、誠凛のオトン・オカンと呼ばれることも多い。
木吉の天然ボケを水戸部のオカン気質が黙って支えるという、まるで夫婦のような姿も見られる。
木吉が1年のIH(インターハイ)予選の霧崎第一戦で膝を負傷し、治療に専念するために入院している間、木吉の代わりに水戸部がC(センター)を務めた。
中学バスケ部での水戸部のポジションはPF(パワーフォワード)であったため、木吉が怪我で抜けた後にポジションをコンバートしたのではないかと思われるが、詳細は不明。
誠凛バスケ部での木吉はPG(ポイントガード)としても動くことがあり、その際に水戸部がCとして動いていた可能性も考えられる。
中学でもバスケ部だった水戸部は、「無冠の五将」であった木吉をバスケ部創部当時から知っていた可能性もあるが(中学でバスケ部だった選手は「鉄心」を知っている描写が多いため)、そのあたりの詳細も不明。
1年のIH予選決勝リーグ敗退後に水戸部はフックシュートを身につけたが、同じく木吉もフックシュートが打てる。(10巻 第82Q)
以上のように、木吉にとって、誠凛バスケ部にとって大事な役割を担っていた水戸部だが、そのあたりの詳細が一切描かれないため、考えれば考えるほど深みにはまるカップリングである。
本編、または本編以外での描写
本誌、小説版、アニメにおいて、二人の関わりは頻繁には見られない。
水戸部がまったくしゃべらないため言葉を交わすシーンもないが、要所要所で関係を垣間見ることができる。
- 7巻 第60Q:海合宿での朝食風景。木吉と水戸部だけ頭にタオルを巻いてお揃いになっている。
- 18巻 巻末おまけ漫画で、「花札をやろう!」という意見を即行で却下され、涙する木吉を気遣う水戸部の姿が。
- 21巻 第188Q:インターバル中に水戸部製「レモンはちみつ漬け」を抱えて食べている木吉。(「水戸部製」の注釈つき)
など。
WC(ウインターカップ)準々決勝の陽泉戦では、岡村とマッチアップする火神の腰が落ち切ってないことにベンチでソワソワする水戸部と、その水戸部と同じことに気が付き「腰を落とせ」とアドバイスする木吉の姿も見られた。
正に誠凛のオトン・オカンである。
WC予選の秀徳戦やWC準決勝海常戦などで、水戸部が交代で試合に出た際、木吉からのパスで水戸部がシュートを決めるシーンも度々ある。
逆に、水戸部が外したシュートを木吉がゴールに押し込むシーンもあり、共にゴール下を守る二人のコンビネーションを垣間見ることができる。
WC決勝の洛山戦では、木吉がガードできなかった実渕のシュートを水戸部がブロックし、序盤のピンチを救った。
アニメでは上記のようなシーンがさらに追加され、WC2戦目(中宮南戦)を2年生だけで戦う場面では、木吉のパスを受けてダンクシュートを決める水戸部の姿が描かれている。(第45Q)
さらにWC予選の霧崎第一戦では、交代をしぶる木吉の前に立ち、手を差し出し頷き交代を促す水戸部の姿や(第36Q)、WC決勝の海常戦に勝利した後、肩を抱き合って喜ぶ姿も描かれていた。(第62Q)
なお、正面からのアップで映った時には両腕を水戸部と土田の肩に回し三人で喜んでいた木吉だったが、その後うしろ姿で映った時には土田の姿はなく、水戸部の肩にがっちりと腕を回し喜ぶ木吉と、その木吉の背を優しくなでる水戸部の姿が描かれている。
アニメ第60Qでは「鉄心」とはやされ怒った木吉が日向と険悪な雰囲気になり、その木吉を後ろから心配そうに見つめる水戸部の姿も見られる。
「小説 黒子のバスケ─Replace─」と「漫画 黒子のバスケ─Replace PLUS─」では、相田リコの手作り料理を食べたという木吉を心配し、木吉の額に手を当てて脈を測りだす水戸部を見ることが出来る。 (Replace1巻・Replace PLUS#5)
また、創部当時を描いたエピソードでは、小金井の提案で木吉と水戸部が手を合わせ、大きさ比べをする二人の姿も描かれいる。(Replace3巻・Replace PLUS#26)
オフィシャルファンブック「くろフェス!」のインタビューで、水戸部は「木吉がいなくなって今後またCとして出る機会がふえるだろうから」「木吉のかわりができるくらい自分が成長したい」と答えており、木吉を支えてきた姿を言葉としてうかがい知ることができた。